才職兼美livedoorがお届けする
お仕事ガールのための情報マガジン

LOVE

僕たち、女性に興味がないわけではないんです! 【独女通信】

2009年11月10日14時00分 / 提供:独女通信

独女通信
地方放送局勤務のA氏(45歳)はドライブと温泉旅行が趣味の独身男性だ。いつも温泉に同行するのは彼女でなく彼、男友達だというと大半の女性の顔つきが変わるのだが、A氏は男同士で温泉旅行というフレーズで想像されがちな性的志向の持ち主ではない。

「20代、30代の頃は彼女もいたし、旅行も彼女と行きましたよ。彼女のためにお洒落なホテルを予約したり、普段のデートでも彼女の喜びそうなレストランを見つけたり。でも40代になってからそういうのが面倒になったんです。男同士だと野宿で酒盛りをしてもいいわけですよ。自然体でいられる男友達と過ごす方が楽しいと思い始めたころから、女性とは疎遠になりました」

A氏は実家で母親と独身の姉と同居している。掃除も洗濯も母と姉がしてくれて、帰宅すれば食事の用意ができている。居心地のいい家に住んでいるから、結婚する気にならないのかもしれないが、

「正直いって女性と疎遠になってから貯金が増え始めました。デートや旅行の費用も僕が全部出していたから、その分が貯金できているわけです。男同士だと割り勘ですからね」

A氏は給料の一部を食費として母親に渡しているが、残りは全額、自分の趣味や交際費に使える。この年までそういう金銭感覚できたので、結婚して妻や子供を養う生活を敢えて選びたくないという。

A氏と温泉に同行する男友達に広告代理店に勤務するB氏(44歳)がいる。B氏は高身長で、顔立ちはTOKIOの城島君に似ている。女性から告白されたことも結婚してほしいと迫られたこともあるが、この女性と一緒に暮らしたいと思う女性は今まで1人もいなかった。趣味は温泉の他にゴルフと釣り。独り暮らしだが料理は魚をさばくこともできるほどの腕前で、釣りの翌日は、仲間が酒を持ってB氏の部屋に来てB氏の魚料理に舌鼓を打つ。

釣り仲間も独身ですか?

「バツ一もいますがみんな独身です。以前彼女と同棲していた人もいたのですが、彼の話によると、彼が釣りから帰って来ると洗濯ものが多いと文句を言い、魚をさばくのは彼がするのに、魚料理をすると家中魚臭いとかいろいろ文句が多くて、それで彼女と別れたんだそうです。女の人って自分は強い香水をつけていていも平気で、魚の臭いは臭いというでしょ。男同士だとそういう面倒くさいことをいう奴はいないから」

A氏やB氏のように男友達といる方が気楽というアラフォー男性が増えている。この先、運命的な出会いでもない限り、彼らもアラフォー女性と同じように「おひとりさま」として生きていくのだろう。

しかし、気楽な相手ばかりと一緒にいることは、自分を甘やかすことにならないだろうか?

気が乗らなくても時々は異性と会う。そんな時は多少お洒落もするだろうし、素敵な店やレストランを探すことに労力も費やさねばならない。若い頃は嬉々としてできた行動を面倒と感じるのは、年をとったせいでは? と言っては叱られそうだが、ときめきやドキドキ感は若さや健康を保つためには必要なものだ。
「ときめくような魅力的な女性がいない! 」 という声も聞こえるが、否定からは何も産まれない。 (オフィスエムツー/佐枝せつこ)
関連ワード:
温泉  独女  結婚  アラフォー  TOKIO  

特集

サントリー「角ハイボール」
サントリー「角ハイボール」

空前のハイボールブーム到来――、アナタに合った楽しみ方は?

ドラマ「ギネ 産婦人科の女たち」
「ギネ 産婦人科の女たち」

過酷な現状の産婦人科を、いま描かなければ手遅れになると思う

映画「わたし出すわ」
映画「わたし出すわ」

“お金の使い方”を通して見えてくる“明日の幸せのつかみ方”

インタビュー

柴田 淳
柴田 淳

気が若い人って、若く見える

小雪
小雪

自分だけが豊かになることは本当の幸せじゃない

野村友里
野村友里

観終わった後に「何か食べたい」と感じて欲しい

レポート

倉木麻衣
倉木麻衣

武道館史上初のハロウィンライブ「HAPPY HAPPY HALLOWEEN LIVE」

サヨナライツカ
サヨナライツカ

中山美穂、12年振りの主演映画で大人の色気たっぷり

livedoor サービス: