岡山放送局

2009年11月10日 14時41分更新

高橋まゆみ創作人形展


日本の農村で暮らす人々の表情を、ほのぼのとした雰囲気の手作りの人形で表現した創作人形展が、岡山県新見市で開かれています。

会場の新見美術館には、長野県の人形作家、高橋まゆみさん(53)が手作りした人形、100点あまりが展示されています。

人形は、高橋さんが生まれ育った農村の思い出などをもとに作られていて、針金と粘土で形を作り、そのうえに古着を加工した服を着せています。

また顔にはちりめんが使われ、どの人形も日本の農村風景にとけ込んだ素朴な雰囲気に仕上がっています。
このうち「つり」という作品は、並んでつりを楽しむおじいさんと孫の姿を表情豊かに表現しています。

また古民家を再現したジオラマには、体操をする老夫婦の姿や洗濯物を干すおばあさんなど、日常の様子がユーモラスに表現されています。

この創作人形展は来月6日まで新見美術館で開かれています。