新ユニホーム発表　左胸の“日の丸”は…

＜サッカー日本代表　新ユニフォーム発表会＞新しいユニフォームに身を包む（前列左から）中沢、徳永、岡田監督、内田、玉田（中列左から）闘莉王、佐藤寿、大久保、今野、遠藤、岡崎（後列左から）岩政、阿部、興梠、駒野、西川、川島 Photo By スポニチ

　日の丸に先人の魂が刻み込まれた。日本代表が１０年Ｗ杯南アフリカ大会で着用する新ユニホームの発表会が９日、東京・新宿区の聖徳記念絵画館で行われ、ＤＦ中沢ら日本代表１６選手が出席した。

　新ユニホームの左胸にはエンブレムに加え、日の丸が施された。この日の丸は、９９年以降の６種類の歴代ユニホームの生地を細かく砕き、新たに紡いだ糸で織り上げられた。関係者によると、０２年Ｗ杯日韓大会、０６年Ｗ杯ドイツ大会で着用した物も含まれている。世界各国の代表ユニホームを製作しているアディダス社でも、サッカーでは初の試みとなった。ベスト４を狙う岡田ジャパンにとって、これまでの歴史を背負って目標に突き進むことになる。

　新ユニホームにデザインされている羽根の模様は、日本協会のシンボルマークに用いられている八咫烏（やたがらす）をモチーフにし、襟元には赤いアクセントが入った。機能面では、通常タイプに加え、体にフィットして筋肉を固定することでパワー、持久力をアップさせるタイプも用意された。ＤＦ内田は「前回のユニホームより軽くなっているし、見た目もかっこいい」と満足げだった。 【日本代表レプリカジャージ】

[ 2009年11月10日 ]