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「10mlバイアル認めたのは前政権」-舛添前厚労相質問に、足立政務官


 このコメントは、舛添前大臣が質問中に「私はその話を聞いた時に認可しなかった」と述べたことへの反論。9月に厚労省が出した新型インフルエンザワクチンの接種に関するパブリックコメントには、「可能な限り10mlバイアルによる効率的な接種を行う計画を策定し、それに応じた10mlバイアルと1mlバイアルの生産割合を決定する」と書かれている。現政権からすれば、パブコメが出された当時の厚労相ならこの方針を知っていて当然ということだ。
 
■「医系技官が勝手にやったこと」
 ただ、当時の厚労相周辺に話を聞くと、「医系技官から舛添大臣へのレクで10ミリバイアルの話はあったが、『国産ワクチンをどうすれば増やせるか』というベースで話をする中で、『10ミリバイアルという方法もあります』といった"ついで"程度の話があったぐらいで、まさか本当にそうするとは思えない雰囲気だった。もちろん大臣も認めたりしていないが、パブリックコメントを見たら10ミリバイアルについて書かれていて驚いた。パブコメにそんなことが書かれているとは大臣も当然知らないことで、医系技官が勝手にこっそりやってしまった」と、政権交代という"エアポケット"の時期に、厚労省の医系技官が進めた事だとしている。
 
 
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