2006年11月 アーカイブ
2006.11.29
『タイムマシン』が発売されてからまだ間もないですが、タイムマシン・ブログには感想が寄せられています。
ここでは、いくつか紹介いたしましょう。
まずは、tomoshigeさんのコメントです。
少年同士の友情やそれぞれの家族愛がギュッとつまった良い本だと思いました。個人的にはケンのお母様に惚れ。デス。
ケンのお母さん、活躍してますよね。まだ読んでいない方もいらっしゃるので、詳しくは触れませんが。
また、tomoshigeさんはこんなことも。。
13人もの登場人物のためなのか、はたまた私の頭の悪さのためなのか定かではありませんが、最初は誰のエピソードなのか混乱してしまいましたw
たしかに、少年たちが13人もいると、ちょっとこんがらがるかもしれません。人物紹介のページにイラストをつけたので、見返しながら、読んでください!
11:00 : 投稿者 YasuoTakeuchi | 固定リンク | コメント (1)
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2006.11.24
アニリール・セルカン著『タイムマシン』が、書店に並び始めました。
この写真は、丸善丸の内本店の、3階「新刊・話題の書」コーナーです。東京駅のそばにあるこの書店では、ほかに2階文芸書や、児童書にも置いてあるとのこと。
続いて、ブックファースト渋谷店。
こちらでは、セルカンさんの前著、『宇宙エレベーター』(大和書房)も並んでいて、さながら“セルカン・コーナー”のようです。
これからも、書店での様子はレポートできたらと思います。
以上、担当編集者の竹内でした。
21:05 : 投稿者 YasuoTakeuchi | 固定リンク
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『タイムマシン』の著者であるセルカンさんが、『ドラゴン桜 16巻』(講談社)に登場しました。
本の中ほどに、インタビューのページがあり、東大の研究者として登場しています。研究のテーマである「インフラフリー」や、宇宙飛行士になるための訓練の様子、スキー選手だった話などが語られています。
21:00 : 投稿者 YasuoTakeuchi | 固定リンク
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2006.11.22
『タイムマシン』の著者である、アニリール・セルカンさんは、ブログを持っています。
海外出張中でも更新されるので、どんなお仕事をされているのかがわかります。
11月21日の アリゾナ・レポート(1) 〜ArcoSanti〜 というエントリーをみると、現在、アリゾナに出張しているようです。
セルカンさんは、東大で、電気やガスなどのインフラがなくても生活できる「インフラフリー」という空間技術について研究しています。今回のアリゾナ出張は、インフラフリーの実験のためとか。
エントリーを読んでいくと、郊外住宅計画「ArcoSanti」を見学にいきたいのだが、と書いてあります。
そして、次のようなくだりが……
でも、この辺りは道路が舗装されておらず山も多いため、車だと往復するだけで半日つぶれてしまいます。あきらめようかな、とも思ったんですが、せっかくの機会です。「飛行機で近くの空港まで行けたらすぐだよね。ってことは、自分で飛行機を運転すれば行ける!」ということで、行ってきました。
え、どういうことですか?
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2006.11.17
世界じゅうから集まった15歳の少年13人が、ドイツ・ケルンでタイムマシンを作るというストーリーの『タイムマシン』
これは、著者であるアニリール・セルカンさんの実体験をもとにした物語です。
どの部分がフィクションで、どの部分がフィクションではなく実話なのかを、想像しながら読むのも楽しいかもしれません。
まずはこの写真をみてください。
いっしょにタイムマシンを作った13人の友人たちの集合写真です。15歳とはいえ、見た目は大人ですね。。15歳のセルカンさんは、左から5番目、サングラスをかけています。
11:04 : 投稿者 YasuoTakeuchi | 固定リンク | コメント (2)
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2006.11.16
印刷会社から、見本が届きました。
担当編集者として、これ以上うれしい瞬間はありません。
今回、オビには、宇宙飛行士で日本科学未来館館長の毛利衛さんから、推薦の言葉をいただきました。
宇宙に2回も行かれた方から、これから宇宙にいくかもしれない、著者のアニリール・セルカンさんと、読者に対するメッセージです。
ちょっと中を見てみましょう。
まずめくると、半透明な紙に蜂が印刷されているページがあります。これを専門の言葉では「別丁扉(べっちょうとびら)」といいます。ちょうど次のページのイラストが透けて見えるようにしました。
11:10 : 投稿者 YasuoTakeuchi | 固定リンク
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『タイムマシン』は、ぜんぶで176ページのなかに、実にさまざまな要素があります。
いちど世界じゅうに散らばった15歳の少年たちが、タイムマシンを作るために再びドイツに集まり、力をあわせていく……という友情。
少年たちが、それぞれの親と向き合い、答えを探していく……という、親子の物語でもあります。
また、主人公のケンは、トルコ人ですが、ギリシャ人のイアニスと大の仲良し。でも、トルコとギリシャは、むかし戦争をしたことがあり、国同士の仲は悪いのです。実際、セルカンさんは、イアニスのモデルとなったギリシャの方と大親友なのですが、それは当時としては異例のことだったようです。
そして、タイムマシンを実現するために、この本では、相対性理論やビッグバンも出てきます。
この物語を、みなさんはどのようにお読みになりましたでしょうか。
ぜひ、感想やご意見など、お寄せいただければと思います。担当編集者をはじめ、著者や関係者一同、心よりお待ちしております。
感想は、このエントリーのコメント欄にご記入いただくか、トラックバックとしてお寄せいただけるとありがたいです。
よろしくお願いします!!
以上、担当編集者の竹内でした。
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トルコ人として初めて宇宙飛行士候補に選ばれた、アニリール・セルカンさんが、自身の体験をもとに語る『タイムマシン』
物語は、スイスの山奥にある寄宿制の学校から始まります。
セルカンさんは、実際、8歳から15歳まで、スイスにある学校の寮で過ごしました。
聞くところによると、とても厳しい学校だったようです。
そこで、ある夜、寮生たちがいたずらを起こし……
(画像をクリックすると立ち読み用PDFが開きます)
ご用意した立ち読み用PDFは、ページ数はすこしですが、雰囲気をわかっていただけるよう、長崎訓子さんのイラストも見られるようになっています。
下記のリンクをクリックしても、PDFをダウンロードできます。
http://blog.nikkeibp.co.jp/book/timemachine/timemahine.pdf
以上、担当編集者の竹内でした。
11:00 : 投稿者 YasuoTakeuchi | 固定リンク
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2006.11.15
『タイムマシン』は著者の実体験をもとにしたストーリーです。
本のなかでは、15歳の少年たちが、13人で、タイムマシンをつくっていきます。
ここでは、イラストを担当してくださった、長崎訓子さんの素晴らしい絵をまじえながら、登場人物を紹介していきましょう。
(長崎訓子さんのホームページはこちらをご覧ください)
まずは、ケンです。
ケンはこの本の主人公。ドイツ生まれのトルコ人。ということは、つまり、セルカンさん本人がモデルになっています。タイムマシン計画を思いつき、友人をドイツに集めます。あだ名は「人間計算機」。
そして、イアニス。
イアニスはケンの一番の親友です。ギリシャ人。実は、ギリシャとトルコは仲が悪いのです。それでも、軍人のお父さんの反対を押し切って、イアニスはケンの計画に参加します。
次にオリバー。
ドイツ人のオリバーは、背も高く食べるのが大好き。ケンの計画に真っ先に駆けつけます。
11:15 : 投稿者 YasuoTakeuchi | 固定リンク | コメント (1)
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『タイムマシン』の著者であるアニリール・セルカンさんは、ドイツ生まれのトルコ人です。
現在は、東京大学大学院で助手をされています。専攻は建築学。
セルカンさんの経歴は、非常に多彩です。
NASAで「宇宙エレベーター」を設計したり、スキー選手として国際大会に出たり(長野オリンピックにはトルコチームのコーチとして来日)、トルコ人として初めて宇宙飛行士候補に選ばれたり、プリンストン大学で数学の講師を務めたり、研究の成果を認められてアメリカ名誉勲章やケンブリッジ物理学賞を受賞したり。
なかでも、とくに注目されているのが、「宇宙飛行士候補」ではないでしょうか。もし、本当に「宇宙飛行士」に選ばれたら、2010年以降にNASAで計画されている「有人惑星ミッション」、他の惑星に人間がいくミッションに参加する可能性があります。つまり、ひょっとしたら、将来、火星にいくかもしれない人、なのです。
セルカンさんは、1973年生まれ。現在33歳です。こんなにいろいろな経験をしてきたのは、常にチャレンジする気持ちを忘れなかったから。
その原点は、15歳のときに、仲間や父親といっしょに作った、タイムマシンです。
そして、今回セルカンさんが執筆した『タイムマシン』という本は、そのときの体験をもとにストーリーが語られていきます。
このブログでは、セルカンさんがどんな人なのかについても、少しずつ紹介していけたらと思います。
以上、担当編集者の竹内でした。下記のリンクもご参考までにどうぞ。
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もし過去や未来に自由に行き来できたら。
誰もが一度や二度は、そんな夢のようなことを想像してみたことがあるでしょう。
ところが、本気でタイムマシンを作ろうと考えた人がいました。
彼の名は、アニリール・セルカンさん。
セルカンさんは、15歳のときに、友人や父親と力をあわせて、タイムマシンを作りました。この本は、セルカンさんが、そのときの体験をもとに書いた、物語です。
セルカンさんの紹介については、こちらのエントリーをご覧ください。
タイムマシンを作ろうと思い立った15歳のセルカンさんたちに対して、冷ややかな大人はたくさんいました。でも、「やってみればいいじゃない」と励ましてくれた両親のおかげもあって、ドイツにあるセルカンさんの家には、世界じゅうから12人もの友人が集まります。そして、奮闘する少年たちの姿を見て、大人たちも心を動かされ、みんなで協力してタイムマシンを作ります。
そしてついに、完成したタイムマシンで実験する日を迎えます。場所はドイツ・ケルンのウィルヘルム・サッカー場。600人もの人が見守るなか、はたして、タイムトラベルは実現するのでしょうか。結果は、本を読んでのお楽しみです。
以上、担当編集者の竹内でした。
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みなさん、こんにちは。
このブログは、日経BP社から刊行されるアニリール・セルカンさんの著書、『タイムマシン』についてのブログです。
本や著者の最新情報、読者のみなさんの感想、こぼれ話などを、担当編集者が紹介していきます。どうぞ、よろしくお願いします。
以上、担当編集者の竹内でした。
- 発行 日経BP社
- 発売 日経BP出版センター
- 定価 1365円(税込)
- 発行日 2006年11月27日
11:00 : 投稿者 YasuoTakeuchi | 固定リンク
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