以前、Magic Memrory Stick 用の便利なツール、U.P.M.S. Installer v4 を紹介したことがありますが、U.P.M.S. Installer v4 は CFW 4.01 M33 では使用できないようです。
その、CFW 4.01 M33 対応版として、UPTInstaller v4.3 がリリースされていましたが、機能的には U.P.M.S. Installer v4 と変わらないためスルーしておりました。
しかし、Windows 上で操作可能であり、CFW がインストールされた本体が無くても Universal Unbricker v3〜v5 及び 各種ツール が起動可能な Magic Memory Stick を作成可能なツール、UPTInstaller v4 for PC がリリースされていたので試してみました。
[ UTP v4 でできること ]
- Universal Unbricker v3〜v5 の起動
- NAND , IdStorage のバックアップ/リストア
- 各種 NAND 関連ツールの実行
- ELF ファイルの起動
- etc
[ 必要なもの ]
- UTP 作成用の 256MB 以上のメモステ Pro Duo
- Windows XP/Vista がインストールされた PC
- UTP を実行するための本体
( CFW はインストールされていてもされてなくても可 ) - PC と接続するための USB ケーブル
- 1.50 のアップデート用 EBOOT.PBP ( 150.PBP )
- 3.71 のアップデート用 EBOOT.PBP ( 371.PBP )
- 3.80 のアップデート用 EBOOT.PBP ( 380.PBP )
- 3.90 のアップデート用 EBOOT.PBP ( 390.PBP )
- UTPInstaller v4 for PC のインストールパッケージ
但し、Windows 用の UTPInstaller v4 for PC を使用した場合は TimeMachine のインストールは行われないようです。TimeMachine のインストールを行う場合は、UPTInstaller v4.3 ( 要 CFW ) を使用するか、作成した Magic Memory Stick に対して直接 TimeMachine をインストールする必要があるようです。
[ インストール ]
- psp4noobz のサイトより、UPTInstallerV4 (PC) のインストールパッケージをダウンロードしてきます。
- UPTInstallerV4_PC_Setup.msi をダブルクリックして起動します。
NEXT ボタンを押します。
インストールするフォルダを指定します。デフォルトのままでもかまいません。
NEXT ボタンを押します。
インストールが始まります。
Close ボタンを押してインストールを終了します。
デスクトップに作成された UPT AutoInstaller アイコンをダブルクリックして起動します。
NEXT ボタンを押します。
Magic Memory Stick を作成するメモステを本体に装着し、XMB からフォーマットします。フォーマットが終わったら、PC と USB ケーブルで接続し、XMB の [設定] → [USB 接続] を選択し、メモステを PC へマウントし、NEXT ボタンを押します。
Select the Drive letter assigned to your PSP: と書いてあるプルダウンメニューから、メモステをマウントしたドライブを選択します。目的のドライブが表示されなかった場合は、その横の REFRESH ボタンを押して再スキャンすれば表示されるはずです。インストールするメモステのドライブを選択したら、NEXT ボタンを押します。
JigKick Battery 挿入時にメモステからブートできるようにするため、メモステに IPL を書き込みます。NEXT ボタンを押します。
コマンドプロンプトのウインドが開くので、Y を入力して [ENTER]キーを押します。
システムソフトウェアアップデート用の EBOOT.PBP を選択します。150.PBP , 371.PBP , 380.PBP , 390.PBP それぞれを選択したら、NEXT ボタンを押します。
インストールオプションの選択画面が表示されます。
WITH TOOLS と DCv5 のラジオボックスにチェックを入れて NEXT ボタンを押します。
メモステに UPT がインストールされます。
この画面が表示されたらインストールは完了です。
- 作成した UPT をインストールした MMS を挿入し、JigKick Battery を本体に装着すると NAND Flash から通常起動します。UPT を起動するには L ボタンを押しながら JigKick Battery を装着するか、電源を入れなおします。
UPT を起動するとこのようなメニューが表示されます。インストールしたい CFW に応じて Despertar Cementerio ( Univresal Unbricker ) v3 〜 v5 を選択することが可能です。
また、各種 NAND 関連のツールや、HELLCAT 氏の Pandora Extended Menu を起動することも可能です。