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山中で新たに胴体発見=頭部の近く、足の骨の一部も−女子大生遺体事件

山中で新たに胴体発見=頭部の近く、足の骨の一部も−女子大生遺体事件

 島根県立大(島根県浜田市)総合政策学部1年平岡都さん(19)が行方不明となり、広島県北広島町の臥竜山中で遺体の頭部が見つかった事件で、8日午前10時ごろ、同山山頂付近で新たに両手足のない女性の胴体部分が発見された。両県警の合同捜査本部はDNA型鑑定を行い、平岡さんと確認した。
 また頭部発見場所から約2キロ離れた雑木林で7日、骨が見つかり、捜査本部の鑑定で、平岡さんの大腿(だいたい)骨と確認された。
 捜査本部によると、胴体部分が見つかったのは、頭部が発見された車両転回場がけ下から北に約70メートルの林の中の下り斜面で、埋められたりはしていなかった。損傷が激しく、両手足は付け根部分から切断されていた。衣類は身に着けておらず、近くにもなかったため、裸の状態で遺棄されたとみられる。
 大腿骨は一部が欠けているが、切断されたような跡は見られないという。いずれも付近を捜索していた広島県警の捜査員が見つけた。
 捜査本部は9日、胴体部分の司法解剖とともに、引き続き残る部分や遺留品の捜索を行った。(2009/11/09-11:59)


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