ここから本文です

酒井被告に懲役1年6月、執行猶予3年「逃走は卑劣」「依存性認められる」

11月9日11時32分配信 産経新聞

酒井被告に懲役1年6月、執行猶予3年「逃走は卑劣」「依存性認められる」
拡大写真
公判に向かうため自宅を出る酒井法子被告=11月9日、東京・南青山(戸加里真司撮影)(写真:産経新聞)
 覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪に問われた元女優、酒井法子被告(38)の判決公判が9日、東京地裁で開かれた。村山浩昭裁判官は酒井被告に懲役1年6月執行猶予3年の執行猶予付き有罪判決を言い渡した。

  [関連フォト]判決公判へ向かう酒井被告、黒い衣装の心境は…

 判決で村山裁判官は覚醒剤使用の犯罪行為を認定したうえで「常習性やある程度の依存性が認められる」と、酒井被告の覚醒剤依存を認定。「逃走など事後の行動も卑劣」と厳しく指弾した。しかし「夫との離婚を考えている」ことや、母親が監督を申し出ていることなどもあわせて指摘し、猶予刑を言い渡した。公判は約20分で閉廷したが、村山裁判官が主文言い渡し後、酒井被告に量刑を復唱させる一幕もあった。

 検察側は論告で「数年間にわたって断続的に多数回、覚醒剤を使っており覚醒剤に対する依存性が認められる」として懲役1年6月を求刑していた。これに対し、弁護側は「常習性はなく、自分で覚醒剤を用意したのではない。再犯の可能性も低い」と主張していた。

 元アイドルの覚醒剤事件は関心が高く、この日は21の傍聴席を求めて早朝から3030人が列を作った。


【関連記事】
酒井被告、判決へ…次は民事で離婚裁判!?
酒井被告長男、学芸会も両親の姿なく…
酒井法子覚醒剤 9日判決「依存性」焦点
酒井被告すぐに介護士は無理、施設職員訴え
酒井被告“介護で更生”でいい? 罪滅ぼしでは出来ぬ/信頼関係築ければ

最終更新:11月9日11時50分

産経新聞

 

主なニュースサイトで 酒井法子 の記事を読む

ブログパーツ

国内トピックス

主要メディア6紙の過去記事2年分を瞬時に検索。
全国紙の社説を比較する毎日新聞の企画「社説ウオッチング」。産経新聞の「社説検証」とあわせてチェック(本文有料)。