ホーム > 芸能・社会 > 芸能・社会最新紙面記事

草なぎ剛&竹内結子が“夫婦がえり”

 SMAP・草なぎ剛(35)が来冬公開の映画「僕と妻の1778の物語」に主演することが8日、分かった。作品は、「ねらわれた学園」「なぞの転校生」などで知られるSF作家の眉村卓氏(75)と、2002年にがんで亡くなった妻・悦子さんの奇跡の実話をもとにした感動ストーリー。草なぎは映画「黄泉がえり」(’03)でコンビを組んだ女優・竹内結子(29)を妻役に迎え、スクリーンに夫婦愛をつむいでいく。

  ◇  ◇

 公開中の映画「BALLAD 名もなき恋のうた」では、戦国武将役で切ない格差愛を体現している草なぎが、究極の夫婦愛を演じることになった。「僕と妻の1778の物語」で草なぎが演じるのはSF作家の牧村朔太郎。眉村さんの“分身”だ。

 97年に大腸がんで余命1年と宣告された眉村氏の妻・悦子さん。1日1編、短編小説を書いて妻に贈るため、1778編の作品をつむいだ眉村さん。余命宣告を大幅に上回る2人で過ごした5年の日々を実話をもとに映画化した。すでに10月24日にクランクイン。草なぎは「悲しいだけでなく、ファンタジックな部分もあり、どう映像化するのかがすごく楽しみな作品」と熱い思いを語った。

 メガホンをとるのはかつて草なぎの主演ドラマ「僕の生きる道」(’03)、「僕の歩く道」(’06)を手掛けた星護監督。ドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」(’04)とあわせた“僕シリーズ3部作”は、人生の大きな局面に立ち向かう主人公の生きざまが話題を呼んだ。

 妻役は竹内結子。興収31億円のヒット作「黄泉がえり」のコンビの復活で、草なぎも「お互い成長している良い部分を出していければ」と再会を喜んでいる。来年2月末完成予定。配給元の東宝では同5月のカンヌ映画祭など国際映画祭への出品も視野に入れている。






Copyright(C) 2007 Daily Sports All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp