2009年 11月 8日 平岡さんの遺体か　新たに胴体部分見つかる △▼ 行方不明になっていた坂出市出身の女子大生の遺体の一部が６日広島県の山中で見つかった事件で８日新たにこの女子大生とみられる胴体部分が見つかりました。この事件は坂出市出身で島根県浜田市の島根県立大学１年、平岡都さんの遺体の頭部が６日広島県北部の臥龍山山頂付近で見つかったものです。島根・広島両県警の合同捜査本部は８日も２００人態勢で現場周辺で捜索を行いましたが、午前１０時ごろ頭部発見現場の北、約７０メートルの場所で女性の胴体部分が新たに発見されました。手足がなく、衣類もつけていませんでした。警察では平岡さんの遺体の可能性が高いとみて、９日司法解剖を行い身元と死因を調べることにしています。一方、犯人につながる有力な情報は今のところつかめておらず、警察は平岡さんの交友関係などを捜査しています。 「岡山県タンチョウの日」制定で記念式典 ▲▼ 岡山県が繁殖に取り組むタンチョウへの関心を広めるため、１１月８日を「岡山県タンチョウの日」に制定した記念の式典が８日岡山市で行われました。後楽園で行われた記念式典には岡山県などの関係者約１００人が出席しました。「タンチョウの日」に制定された１１月８日は１９７８年に当時、メスのタンチョウしかいなかった後楽園にカップリングのため北海道釧路市に預けていたタンチョウが夫婦になって戻ってきた日です。式典の後、後楽園では４羽のタンチョウが優雅な舞いを披露しました。岡山県タンチョウの会では後楽園で正月恒例の放鳥を「タンチョウの日」にも行い、ＰＲしたいとしています。 おもしろサイエンスショー ▲▼ 家庭でも楽しめる身近な科学を披露する催しが８日岡山県里庄町で行われました。この催しは里庄町が企画したもので約５００人の家族連れが参加しました。ステージではテレビでおなじみの米村でんじろうさんのスタッフが投げると確実に戻ってくるブーメランの作り方や静電気の力で物体を宙に浮かせる遊びなどを紹介しました。里庄町では来年１０月、岡山県で開かれる国民文化祭に米村でんじろうさん本人を招いて、科学の町としてＰＲしたいとしています。 内海ダム再開発問題で反対住民らが集会 ▲▽ 香川県・小豆島の内海ダム再開発問題で、反対派の住民らが８日高松市で集会を開き、建設中止を訴えました。集会にはダム建設に反対する地元住民や市民グループなどの約１００人が参加し、環境破壊を招く無駄な公共事業の中止を訴えました。内海ダム再開発事業は、現在のダムの下流に７．５倍の貯水量を持つ新たなダムを建設するものです。反対派の住民は治水・利水の両面から合理的な理由がない上に、島の観光地、寒霞渓の景観が損なわれるとして建設中止を求めています。集会の後、参加者らは高松市内をデモ行進し、市民らにダム建設の中止を呼びかけていました。