のりピー離婚へ…公判後、夫に離婚届送付を決意
夫婦生活にピリオドか。夫の高相祐一被告と妻・酒井法子被告
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覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪に問われた女優酒井法子被告(38)が、9日の判決公判(東京地裁)終了後、夫の高相祐一被告(41)=同法違反で起訴、公判中=にはんこを押した離婚届を送り付ける意向であることが8日、関係者の話で分かった。先月26日の初公判後も未練を断ち切れずにいたが、周囲が猛説得。27日の高相被告の判決公判を待たずに、早ければ今週中にも投かんする模様だ。
来月28日の11回目の結婚記念日を前に夫婦生活に終止符が打たれそうだ。
酒井被告は初公判の弁護人による被告人質問で「私としては…離婚し…更生するには必要…だと思います」と涙声で話した。その後の検察官の質問には「主人と話し合って決めること」などと「離婚」の言葉を避け、揺れる女心をにじませていた。酒井被告にとって一番避けたいのが「離婚」。幼少期に両親の離婚が原因で里子に出された経験もあり「子供のために(夫と)別れない方がいい」と周囲にかたくなに訴え続けていたという。
それに対し、継母や関係者が説得を続けてきた。酒井被告をよく知る関係者は「酒井被告は周りから“離婚しろ、離婚しろ”と言われると意固地になってしまう性格。だから説得役、助言役、聞き役と役割分担をして、時間をかけて意思を固めさせた」と説明。「幸せというのは、親子3人がそろうという形だけのものではない」と説得し、あくまで小学4年の長男(10)のために家庭という「形」にこだわる酒井被告を諭してきた。酒井被告はPTA仲間にも電話で相談しており「離婚後の生活を支援しようと買って出てくれるママ友達も多い」(同関係者)という。
夫への愛情はいまだに深く、説得は簡単なものではなかった。先月21日の高相被告の初公判では、酒井被告が高相被告の母親あてに「家族3人でまた暮らしたい」と書いた手紙を送ったことを弁護人が紹介。酒井被告の知人も本紙に「高相さんはお金がなくなると、のんちゃん(酒井被告)の財布からお札を抜いていた。それでも彼のことが心底好きだと言っていた」と明かした。
その一方で「“夫のためにも早く離婚した方がいいのでは”とも思えるようになってきた」と同関係者は指摘。夫婦で覚せい剤を使っていた場合、同じ生活に戻ると再犯率は高いとされる。「夫婦で話し合って決める」としてきた離婚だが、高相被告にとっても27日に控える判決公判を前に離婚した方が裁判官への心証がいいと考えたようだ。保釈中は面会が制限されていた2人。同日にはそれも可能となるが、周囲は「話し合いの場を持てば情がぶり返す」と心配していた。
9日に下る判決は執行猶予付きの可能性が高い。裁判終了後にはマスコミ各社にファクスでコメントを送付することも検討しており、そこであらためて離婚の意思を示す可能性もありそうだ。
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