7-9月期のロイヤルティー赤字、過去最高に

 韓国銀行の国際収支統計によると、ロイヤルティー(知的財産権使用料)をめぐる国際収支が7-9月期に過去最高の赤字を記録したことが分かった。

 ロイヤルティーの収支を示す「特許権など使用料収支」は13億1820万ドルの赤字となり、前年同期(9億3850万ドル)に比べ40.5%増えた。同収支には、特許技術や商標など知的財産権を使用する際に支払う費用が含まれる。7-9月期の赤字額は、統計を取り始めた1980年以来で最高だった。

 赤字が膨らんだのは、海外に支払われたロイヤルティーが急増した半面、海外から受け取ったロイヤルティーが横ばいで推移したためだ。海外へのロイヤルティー支払額は19億360万ドルで、前年同期(15億2050万ドル)に比べ25.4%増えた。これに対し、海外から受け取ったロイヤルティーは5億8810万ドルで、前年同期(5億8200万ドル)より1%増えたにとどまった。

方顕哲(パン・ヒョンチョル)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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