トップページ ジーンズ討論会

 ジーンズ討論会アーカイブ

『 第1回ジーンズ討論会 議題:レアジーンズその4 』

2008/03/15   ジーンズ討論会 




(。・ε・。) <ひさしぶりのジーンズ討論会のコーナー。

いや、決して忘れていたわけでは・・・ないと思いたい


苦労してレアジーンズを買う資金を貯め、いざ買いに!というところまで話が進んでいましたね。




で、そう。買いにいくわけですよ早速。
レアジーンズを売っているお店も見つけたし、お金も貯めたし、準備万端!
ルンルン気分で電車に乗り、以前カタログをくれたジーンズ屋に足を運びました。

レアジーンズが置いてある棚まで来て、「やっとここまで辿り着いたか」という気分。




さぁーて、マイサイズはどこかなぁ〜。



ん??? ないよ。
小さいサイズと大きいサイズしかなくて、中心サイズがないよ。。。

ちょっとここで一瞬頭が真っ白に。
この時、状況を理解するまでに数秒かかったはずです。



マイサイズの31インチは無いのは当然のごとく、その上下1サイズもない。
つまり30インチ・31インチ(←マイサイズ)・32インチが無いというどうしようもない状況。



とりあえず、店員さんに聞いてみよう。
きっと裏のストックにはマイサイズがあると信じて。


そこで店員さん
「あぁ〜、このジーンズはここに出ているので全部ですね〜」と。

ちょっと覚悟はしていたけど、やっぱりか!?

うーん・・・どうしよ。
小さいサイズは穿きようがないので、試しに2サイズアップの33インチを試着してみるか。



(ゴソゴソ・・・)試着中


んーやっぱりデカイ!
けど、縮んだら腰穿き感覚でイケるんじゃない?
っと思ったビッグジョンマン。

何を思ったか「じゃぁコレください」と口走ってしまっちゃいました。
↑ここが失敗のポイント!!!


「エッ?ちょっと大きくないですか??」と店員さん。そらそうだ。

「大丈夫です。」と自信満々で発言するビッグジョンマン。

店員さんも心の中で「きっとデカすぎる・・・」と思いつつも、お客さんの穿き方にあまり突っ込むこともできないので、疑問符が頭の中に浮かびつつもレジへ通してくれました。



一所懸命お金を貯め、やっと買うことができるようになった僕。
けれど自分のサイズがなく2サイズアップの33インチのレアジーンズを勢いで買ってしまうハメに。。。

今振り返るとたぶんどうしてもその日に買ってしまいたかったんでしょうが、よくよく考えるとお店になくても後日取り寄せてもらうという選択肢もあったことに気付きます。

これが若気の至りってやつなのかな。



いきなり2サイズアップのレアジーンズを穿くというハードルの高い穿き込みをスタートさせるビッグジョンマン。次回はこの2サイズアップレアジーンズとどう付きあっていったかを振り返ってみたいと思います。

ではマタネー (。・ε・。)/^^^^



エントリー

『 第1回ジーンズ討論会 議題:レアジーンズその3 』

2008/01/16   ジーンズ討論会 




(。・ε・。) < ながらくお待たせしました!



スロー展開をみせておりますこの「ジーンズ討論会」。
議題はレアジーンズで、今日はその3回目。

※今回は回想を含めて文章が長文ですので、コーヒー片手に気軽に読んでください。




前回までのあらすじを述べますと、



「友達からレアジーンズなるものを紹介され、そのカタログを見るや衝撃を受ける。実際に見てみたいと思い、ビッグジョンに取扱店をたずねてそのお店に行き、まずはそこで衝撃の初対面。18,000円という高価なジーンズだったため、どうやってそのジーンズを買うかを家に帰って考えることに・・・」

というところまで。






そうなんですよ。学生にとって18,000円のジーンズはなかなか手軽に買えるものではないのです。

まぁ学生と言っても中高生ではなく、大学生だったのでバイトをやっており、月々わずかですが収入はありました。

当時は家庭教師のバイトをしており、月4万〜5万くらいもらっていたと思います。
その収入も全部まるまる使えることもなく、一人暮らしゆえにいろいろと消えていくわけです。


「電球が切れた」「サークルの遠征費だ」「友人と飲みだ」「原付のガソリン代だ」「購読している本の料金だ」など、ちょっとしたことで4、5万は毎月吹っ飛んでいくわけで、なかなか18,000円を工面するのも大変なのです。


けれど、かといってそんなこと言っていたらいつまでたっても購入できないと悟った僕はない頭で考えに考え抜きました!





結論

「1ヶ月 自分を消せば買える」





この戦法。
詳しくはこうだ。

友人に飲みに誘われても「ごめん!ちょっと用事あるんだ」と断り、先輩から飲みに誘われたら「すいません!今月金欠なんでおごってください!」とおごってもらったり、食費もその月は1万以下で過ごすように、スーパーの食料品売場で計画。安くて腹のふくれるものをチョイスする。

原付のガソリン代もなるべく節約するために、家に引き篭もる。

電球や洗剤などの消耗品が無くなっても、よほど緊急でないかぎり来月まで持ち越す。

ポイントは家に篭ること。
基本的には外部との接触を極力避けることで出費は抑えられていくのだ。


“ 出ない・食わない・買わない ” これが三原則。


これを何ヶ月もやると体調を壊したり、友人関係も危なくなってくるので長期戦はオススメしません。1ヶ月これをやり抜けばレアジーンズを買えるお金は貯まるはず。
そう、1ヶ月だけ耐えればいいのです。1ヶ月自分を自分でなくすれば・・・。




そして僕の長い1ヶ月が始まりました。

最初の1週間は気分も変わって、自分を攻めてるストイックさにちょっと楽しさすら感じました。
でも2週間目に入ったくらいから、ちょっとキツくなってくるわけです。「牛肉たべてー」とか「外食してー」とか。



そこで苦しくなったら例のカタログでしのぐわけです。
「このジーンズを買うために・・・」と。





20日間くらい経ったら、終わりも見えてきてどうにか持ち直してきます。「あと何日・・・」と数える毎日。

この時点ではある程度お金の都合もどうにか見えてきたので、少々飲みに行こうが、少々牛肉を食べようが大きな問題ではなかったのですが、ジーンズを買うというよりも、この1ヶ月計画自体をどうしても完遂したいと思う気持ちの方が強くなってきました。






そして無事1ヶ月終了。
財布の中にはレアジーンズを買うお金が残っています(しかもちょっと余裕すらあった)。

1ヶ月、節約すればどうにかなるもんだなとその時思いましたが、あまり健康的な1ヶ月だとは言いづらいので、これは最終手段の禁じ手として封印しておきます。






かくして、レアジーンズに出会い、購入可能なところまで自分を持っていくことができました。
あとは買いに行って穿き込むだけ!!

というところで、今回はここまでで。
また次回2月にお会いしましょう。アディオス!





エントリー

『 第1回ジーンズ討論会 議題:レアジーンズその2 』

2007/11/29   ジーンズ討論会 

(。・ε・。) < 前回話の途中で終ってしまったので、今日はその続きの話を。



ちなみに前回の話
http://www.bigjohn.co.jp/blog/2007/10/post_2.html




ええっと、どこまで話が行ってましたっけ??

あ、そうそう。
「レアジーンズというものを友達から教えてもらい、ビッグジョンに電話して取扱店を教えてもらって、お金も無いのに、とりあえずそのショップまで足を運ぼう!」と言うところまででしたね。

そうなんですよ。学生でお金も無いのになんでかショップに行こうと決心したわけなんですよ。たぶんまずは実際に見てみないと衝動を抑えきれなかったからだったんでしょう。




そのショップは、地域でもちょっとマニアックなジーンズを扱っているお店でした。「一体どこにあるのかな〜」なんて思いながら店内を探していると、それらしきモノが置いてありそうな棚を見つけました。「たぶんここクサイな」っと棚を注意深くみてみると・・・ありました!

「これがレアジーンズ・・・」という感じですごい独特のオーラを放っていたのを思い出します。いざ手にとってみてみると、これがものすごいザラ感があって、しかもカタイ・・・。鉄板のようなデニム。それは明らかに今までのジーンズとはワケが違いました。

その間、どれくらいそのジーンズを見ていたかはわかりませんが、5分くらいまじまじとレアジーンズを見ていた覚えがあります。




そんな異様な空気を察してか、店員さんが声をかけてくれて、「それスゴイでしょう?ビッグジョンというブランドでね・・・」といろいろとこのジーンズについて説明をしてくれました。

僕は心の中で、「申し訳ないが店員さん、僕もカタログに穴があくほど読んでこのジーンズについて勉強したのだよ。カタログに載ってない情報をタノム!」を一瞬思いながらも、「あ、カタログ見てこのジーンズいいなぁ〜って思ってココに来たんですよ〜」と先制パンチを入れます。

「そうなんだ。最近のカタログ持ってる?」と店員さん。

ん?最近のカタログ?? 僕の持ってるやつ??



そして店員さんがレジ下から取りだしたのがこのカタログ。Vol.23。

bj710253.jpg

アレ?僕の持ってるやつではない。
で中身を見てみると、やはり今回も載っているじゃないですかレアジーンズが。


bj710254.jpg


「おおおおっ!これスゴイっすねー!」と思わず口から出るほどこの色落ちは衝撃的でした。
(店員さんの顔を見ると“してやったり”みたいな顔をしてたので、すぐに我に返りましたが)




結局カタログだけもらって購入せずに帰宅したのですが、この衝撃のページは切り取って、部屋の壁に長い間貼って飾っていたのを思い出します。

「こんないい色落ちするジーンズはよ買ってみてー」なーんて思いながら眺めてました。




18,000円のレアジーンズをどうやって買うか?
これがその時の僕の大きなテーマとなっていったのです。




で、またこの話終らないので、また後日ってことでお願いします(なげー)。

エントリー

『 第1回ジーンズ討論会 議題:レアジーンズその1 』

2007/10/30   ジーンズ討論会 

こんにちわ。ビッグジョンマン (。・ε・。)/ です。

え〜、今回から始まりました新企画、「 ジーンズ討論会 」。

「一体何をするの?」と言いますと、その名のとおりジーンズについて語ろうと思います。

ただ漠然と話をしても面白くないので、毎回ある議題を出します。それに沿って話を肉付けしていき、みなさんと楽しくセッションできたらいいなぁ〜なんて考えています。


記念すべき第1回の議題は【レア・ジーンズ】。やっぱビッグジョンといえばこれから話をしなきゃいけないでしょう(個人的な思い入れがかなり入っていますが 笑)。

ただ、まだ開設したばかりのこのブログなので、セッションと言ってもまだ人が少ないと思いますので、今回は「レアジーンズと私」という小学校の作文のようなテーマで、とりあえず私から一方的に語らせてやってください(読んで感想などありましたらコメントでも。)。


    『 レアジーンズと私 』  ビッグジョンマン

レアジーンズは個人的にもすごく思い入れのあるジーンズで、私がビッグジョンに入社するきっかけとなったジーンズでもあります。

いわゆるヴィンテージブーム・レプリカブームの頃、当時まだ学生だった私はジーンズに熱中し、ジーンズ専門店に毎週行ったり、古着屋で掘り出しモノを探したり、当時はもうジーンズしか見ていないという感じでした。

そんな私の趣味を知ってか知らずか、小学校からの親友が「こんな面白いジーンズあるの知ってた?」と言って、あるカタログを僕にくれました。

それ、忘れもしないBIGJOHNカタログ VOL.22です。

bj710251.jpg

内田裕也さんが表紙のこの縦長のカタログ。
ロッケンロールです。

受け取った最初のリアクションとしては「え?びっぐじょん?」という感じ。ジーンズショップに毎週のように足を運んでいた私だったので、名前はもちろん知ってましたが当時は正直ノーマークの存在でした。

友達はそのカタログをペラペラと数ページめくって、「んと・・・・・あ、コレコレ」と言って私にあるページを見せました。

それがP13とP14のこのページ。

bj710252.jpg

「へ・・・・?」という言葉がピッタリなリアクションの私。「エ?」とか「うわっ!」とかではなくて。

力の抜けたページだけれど、すごい風格のあるジーンズがドーンと載っているわけですよ。衝撃的でしたね〜コレは。

ときめく衝動を抑えながら、心の中で「あ、でもこれヴィンテージのジーンズでしょ? 今は買えないんでしょ? 撮影のためだけに用意したんでしょ?」と懐疑的に思って次のページ見たら・・・・「買えるし!!!」。

さらに驚きの第2ビッグウェーブが私に襲いかかります。

よぉーく読んでいくと「1980年製造開始・・・って」。さすがにそれはウソだろうと(すいません。。。)。

私の知る限りでは日本におけるヴィンテージデニムの第1号は1986年の某メーカーが発売したジーンズでしたから、レアジーンズはそれより6年も早く誕生したことになります。

で、各方面で調べていくと、本当に1980年から約20年もの間、このジーンズは形を変えることなく今日まで存在しているのがわかりました。

「それって相当スゴくない? というかなんで今まで自分は知らなかったんだろう?」と恥かしく思うくらい、ずっと日本のジーンズショップにあったことになります(お店は限られていると思いますが)。


んでんで、さっきの友達との話に戻って。

そのカタログに載っているジーンズの色落ちは私の長年求めていた理想の色落ちでもあり、ホントにこういう風に色落ちするなら絶対欲しいと思いました。

私 :「え、ちょ、ちょっと、これってこんな感じに本当に色落ちすんの?」
友達:「わからんけど、たぶんそうなんじゃない?」
私 :「どこで売ってるん?」
友達:「知らんなぁ。電話して聞いてみたら?」
私 :「ん〜電話かぁ・・・。苦手やけどちょっと聞いてみるわ。」

と確かこんな感じの会話だったと記憶しています。(※昔の話なので許して下さい)

そこでビッグジョンへ電話で聞いてみて、このレアジーンズを売っているお店を紹介してもらいました(当時ご返答いただいた方、どうもありがとうございます。その時の縁もあって僕は今ビッグジョンにいますよ〜)。

当時は学生でお金もなかったし、18,000円のジーンズなんて高嶺の花で、すぐに買えるモノではなかったんですが、「見るだけならタダだし・・・」ということで、ある日教えていただいたジーンズショップへ向かうことになります。


えっと、途中ですが、話がここからまた長くなりそうなので、また後日書かせてください。
ごめんなさい m(´・ω・`m)

(つか、コレ面白いですか?大丈夫ですか?ちと不安)

エントリー
CATEGORY
CATEGORY
BACK NUMBER
« 2009年04月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
NEW ENTRIES
NEW ENTRIES
NEW ENTRIES
COMMENTS
 
NEW ENTRIES
COMMENTS
 
NEW ENTRIES