左京消防署では,恒例(こうれい)となりました糺(ただす)の森防火コンサート&消防車運動会を,9月4日に下鴨神社(賀茂御姐神社:かもみおやじんじゃ)の糺の森で開催しました。
その様子を紹介します。
「糺の森防火コンサート&消防車運動会」は今年で3回目,今回も子どもたちに喜んでもらおうと,趣向を凝らしました。
事前に消防隊も集まり,最終の打合せを行います。
今年も左京区内の幼稚園,保育園,小学校などに参加を呼び掛け,11の園・校・児童館から子ども625名,先生や保護者など大人150名が参加してくれました。
最初は,京都市消防音楽隊とカラーガード隊きょうとファイヤーエンジェルスのコンサートです。
おなじみの音楽が流れると,みんな手拍子や大きな声で歌ってくれました。
防火コンサートの後は,消防車の運動会の始まりです。
最初は,消防車の入場行進です。全部で6台の消防車と救急車が緑のトンネルを行進しました。
小型はしご車,水そう車,大量送水工作車,ポンプ車,救急車,そして指揮隊車,1台ずつ紹介していきました。
最初の種目は,消防車と幼稚園児・保育園児との綱引きです。
みんなが引っ張っている大量送水工作車は,大地震のときに活躍する車で重さは約8トンあります。
第2種目は,小学生による小型はしごを使った玉入れです。
はしごの先端,バスケットの上に載っているのは炎の怪人です。みんなに,玉をぶつけてやっつけてもらいます。
第3種目は,救急車のサイレント子どもたちの大声コンテストです。
登場してきた救急車の名前は「ピーポー君」みんなに救急の日をアピールします。
救急車のサイレンと,みんなの「火事だー!」という掛け声の競争です。結果は子どもたちの勝利でした。
運動会の全種目が終わったあとは消防車の放水訓練を見てもらいました。
みんなの前で先生に119番を掛けてもらうと,大きな爆発音の後消防車が走ってきました。
放水で炎の的を一撃にした後,鮮やかな水幕を作ってくれました。
最後に全員で記念撮影です。小型はしご車の上から写真を撮りました。
このイベントは,子どもたちに消防に対する理解を深めてもらうとともに,9月中開催している「消防車の図画・ポスター・作文募集事業」を盛り上げるために企画しています。
消防車を絵に書いて,消防署にいっぱい持ってきてくれたら,消防士さんたちは大喜びします。
みんな,よろしくね。