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国会論戦スタート 「脱官僚」どこへ 自公政権に責任転嫁 (1/2ページ)
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就任後初の国会論戦となる28日の衆院代表質問で鳩山由紀夫首相は、自ら掲げる「脱官僚依存」の姿勢は見えず、意味不明瞭の「官僚答弁」で質問をはぐらかす場面が目立った。野党気分が抜け切らないのか、財政政策などを追及されると、自民、公明両党の前政権に責任転嫁を続けた。むやみやたらな政治主導は「政治暴走」になりかねない。
「政権を取ったらすぐに君子が豹変(ひようへん)したかのように言われたが、(私は)君子でもありません」
自民党の谷垣禎一総裁が鳩山政権の内政、外交などのあり方について「約束違反、言行不一致ばかりだ。政権を取ったら君子豹変が許されるのか」と質すと、首相はこう開き直った。
日米関係については「中長期的な視野に立って日米同盟を重層的に深化をさせる」と観念的に表現。喫緊の課題である在日米軍再編については「安全保障上の観点も踏まえ、過去の日米合意の経緯も慎重に検証した上で、沖縄の人々の思いを受け止めながら、真剣に取り組む」と官僚以上に言質を取らせぬ表現だった。
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