三村さんの葬儀で弔辞を読む金本（代表撮影）

◆　広島市内の斎場で行われた告別式に参列　◆

　３日に心不全のため急逝した元広島監督で楽天編成部長を務めた三村敏之氏（享年６１）の告別式が７日に広島市内の斎場で行われ、教え子の１人だった阪神・金本知憲外野手（４１）が悲しみの涙を流しながら、亡き恩師へ向けた弔辞を読み上げた。ほかにも広島ＯＢの山本浩二氏（６３）ら約８００人が参列。スポニチ評論家も務めた故人との最後の別れを惜しんだ。

　▼阪神・金本　（弔辞の一部）自分の野球人生もそんなに長くはありません。最後に僕がユニホームを脱ぐ時には、もう一回だけミムさんに「お疲れ。ようやったな」と言ってもらえるのをすごく楽しみにしていました。これから、またアグレッシブで勢いのある三村野球の神髄を、みんなに見せていけるように頑張っていきます。

[ 2009年11月8日付 ]