日本一奪回を果たした巨人は、リーグ4連覇を目指す来季へ向けても着々と進めている。その第一弾として、中日を戦力外になった中里篤史投手(27)の獲得へ向けて検討していることが7日、分かった。
プロ1年目の2001年に、150キロを超える剛速球で華々しくデビューした中里。しかし2年目の春のキャンプで右肩を脱臼してから苦労の連続。近年は成績を残せず、ついに中日を戦力外となってしまった。だが、まだ27歳と若く、巨人としても再生は十分可能と考えて注目したようだ。
中里は埼玉・春日部共栄高の出身。もし入団となれば、ゆかりのある関東地方で、出直しをはかることになる。巨人としてはさらに調査をした上で、近日中に最終判断を下す。
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