山本一太の「気分はいつも直滑降」

２００９年１１月８日：パート４

　午後（夜の）９時５０分。　たった今、「NHKスペシャル」（秘録日朝交渉）を見終わった。　ひとことで言うと、（主に議会サイドから）「北朝鮮外交」に関わって来た政治家の１人としては「かなりの衝撃」だった。（ふう）　個人的にはこれまで見た「Nスペ」の中でもスバ抜けて面白かった。（キッパリ）

　外務政務次官、参院外交防衛委員長、自民党外交部会長、そして（短期間だったが）外務副大臣まで経験した自分が「知らないこと」ばかりだった。（苦笑）　「核」をめぐる緊迫した首脳同士のやり取りをここまで詳細に伝えた報道はちょっと例がないと思う。　

　それにしても、小泉総理と金正日総書記の間にこんな攻防があったのか！　安倍晋三元総理や田中均元アジア大洋州局長のインタビューはともかく、外務省の現職幹部の証言まであったのには驚いた。

　「２回の日朝首脳会談」から見えて来るものはいろいろある。　金正日総書記の言葉にも「北朝鮮の戦略や思考パターン」を知るための様々なヒントが含まれている。　この番組の件については改めて書く。　急いで「仕事」に取りかからないと睡眠時間がなくなってしまう！（アセッ）　それにしても、「迫真のドキュメント」だった。

　
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