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【正論】民主党政権発足に寄せて 「小泉進次郎」なら自民は勝てる 永世棋聖・米長邦雄 (2/3ページ)
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ある調査によると、民主党の「子ども手当」を評価する(31%)、評価しない(49%)。高速道路無料化を評価する(20%)、評価しない(65%)。民主のマニフェストは実行しなくても実行できなくても良い、と思っている人々が多い。あまりにも多すぎる。それでいて、政権交代して良かった(70%)と良くない(10%)とがはっきりしている。
これから先をどう読めばよいのだろうか。私は、国民の大多数が少なくとも過半数は、次は自民党に勝ってもらいたいと願っているのではないかと思う。ただし、条件が二つそろわないと実現しない。一つは民主党が失政することと、もうひとつは自民が立ち直ることである。
私は民主党の失政など願いたくもないので、自民が勝つための方策のみ書きたい。16日の首相指名はなんとか一致して第一関門を突破したが、次は誰を党首(総裁)に選ぶかにある。粛々と手順を踏んで、組織として間違いないアプローチで選んでもらいたい。最も大事なのは誰を選ぶかである。
若さ、謙虚さのあと笑い
1年前、麻生総裁が誕生した際に争った人々が選ばれるのか。私はそうあってほしくない。もっと若返ることを期待したい。苦しい時こそ、「笑い、謙虚さ、若さ」が求められる。自民党再生のためには、原点に立ち返ることを全員が謙虚に受け止めなければ無理だと思う。全国の支持者もそう願っているはずだ。
では若さと笑いをどうするか。こんなことを書いてよいものかどうか、私は1人しか思い浮かばない。小泉進次郎氏(28)である。あっと驚く名前であろう。自民議員の中で、麻生太郎氏か小泉純一郎氏(進次郎氏の父親)か、どちらの方がより嫌われているのかは知らぬ。然れども今回、小泉進次郎氏さえ選出しておけば、次回は必ず自民は勝てると断言する。
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