ここに紹介する日本船籍のクルーズ客船は、名古屋港に一番なじみの深い客船です。
忙しい方のために、金曜や土曜の夜出港し、次の日の朝帰港するワンナイトクルーズから3ヶ月の月日をかけ世界を一周するクルーズまで、さまざまなクルーズが企画されています。日本語を話し、大浴場や和食を楽しみながら世界一周を体験できるのは、まさに日本籍船ならではの醍醐味です。
日本籍船では、最大・最高級のクルーズ客船です。キャビンは全室、海側バス付きツインルームで、うち35%の部屋にはベランダが付くなど、ゆとりの空間を提供しています。パステルカラーを基調とした明るい雰囲気のパブリック・スペースには、コンファレンスルームをはじめ、ハイグレードな施設を完備。また、お客様のご期待に応える、きめ細やかなサービスも魅力の一つとなっています。平成8年から実施している世界一周クルーズが大好評のため、2000年まで継続して行うことが決定しています。
ふじ丸は、日本で初めての国産純客船です。仏・日本料理、ときには各国名物料理もとりまぜるなど工夫を凝らした食事が一番の特徴。また、経験豊かなクルーによるサービスは実にきめ細やかで、日本独特のクルーズ文化を創造しています。ほかにも最新鋭の音響・設備を備えた600席のパシフィックホール等、イベントや企業活動などに対応した施設も充実。プライベートクルーズから企業・団体のチャータークルーズまで幅広い人気を誇っています。
平成10年と11年、16カ国を巡る世界一周クルーズを実施する「にっぽん丸」は、「ふじ丸」の姉妹船です。規模的にはほぼ同じですが、より個人向けクルーズに照準を合わせています。バーやラウンジ等の設備もより充実しており、専任のクルーズディレクターによる多彩なイベントも魅力の一つです。もちろん、イベント船としての側面も考慮されており、600人が座れるドルフィンフォールもダンスパーティー会場としてご利用いただけます。
ゆったりとしたパブリックスペースが特徴の本格的な大型クルーズ客船。特にメインエントランスまでのプロムナードや、一階から3階までの吹き抜けとなっているメインエントランスは広場とも言えるほど。ショーやパーティ用のスペースも十分にあり、オーガナイザーオフィッスやサロン等も完備しています。レジャークルーズのほかにも、セミナーや企業活動の一環としても対応しています。
1998年4月就航予定の「ぱしふぃっくびいなす」は、「おりえんとびいなす」の姉妹船として、その内容をさらに充実したものとなっています。船内のインテリアのテーマを「エコロジー&ヒューマニズム」とし、パブリックスペースは、星をモチーフにしたトップラウンジや、海をモチーフにしたメインラウンジなど自然界のデザインが取りいれられています。また、等身大で楽しめるカジュアルなスペースとして、カラオケルーム等の施設もあります。