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あの時代、あの音楽 レコードを市に寄贈 NHK仙台

机上に並べられたレコードを前に謝辞を述べる奥山市長(左)と、浅谷NHK仙台放送局長

 NHK仙台放送局は、仙台市にアナログレコード約2万4000枚を寄贈した。ビートルズや吉田拓郎のライブ盤といった、ファン垂ぜんのレコードもあるという。市は11月、寄贈の一部を公開する「レコードジャケット展」を市青年文化センター(青葉区)で開く。

 レコードは1950〜70年代にかけて、番組を制作する際の音楽資料として使用した。寄贈したレコードの内訳は、洋楽、邦楽ポップスが約1万5000枚、クラシックやジャズが約9000枚。

 近年、音楽媒体のデジタル化が進み、使用頻度が少なくなったことから、市民に有効活用してもらおうと寄贈した。
 先日の寄贈式では、仙台市の奥山恵美子市長が「市の音楽文化の向上に利用させていただきたい」と謝辞。机上に並べられたレコードに、山口百恵や「およげ! たいやきくん」のジャケットを見つけ「本当に懐かしい。ジャケットを見れば昔を思い出す。喜ぶ市民も多いでしょう」と笑顔で話した。

 NHK仙台放送局の浅谷友一郎局長は「CDが進出してきてから、レコードは倉庫に眠ったままの状態だった。仙台が掲げる『楽都』の発展に活用してほしい」と期待を込める。

 レコードは市青年文化センターに保管する。「レコードジャケット展」は11月12〜23日に開催。今回はクラシックに絞り、仙台フィルハーモニー管弦楽団のパーカッション奏者佐々木祥さんが選んだ50点を展示。11月15日は実際にレコードを聴く催しを同センターで開く。連絡先はセンター022(276)2110。


2009年10月28日水曜日

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