2009/6/5

夜這い  風習

富山県内で夜這いが主に行われていたのは主に外部との接触の稀な山間部の村で、神通川上流の飛越国境の村、黒部山間部の村などでは昭和初期頃まで残っていたらしく古老から聞くことができる。県東部では「なじみぞい」、県西部では「なじょみぞい」つまり馴染み添いの呼称で呼ばれていた。馴染み添いは現代の恋愛結婚と同義であり、恋愛結婚表す言葉として用いられていたとされる。

夜這いというとフリーセックスをイメージするが、それは現代人の誤った解釈であり今で言う恋愛と変わらない。現代人は交際すればたいていセックスする。これと夜這いにそれほどの違いは無く、婚約しているからセックスしてもいいけれど、建前上、結婚前なので忍んで女の元に行っていたというわけである。

(参考資料)
ことばの力・日本の民俗(富山県)





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