カブール(CNN) アフガニスタン国防省は7日、北西部のバドギス州で北大西洋条約機構(NATO)主導の国際治安支援部隊(ISAF)が同日実行した空爆でアフガン軍兵士ら7人が死亡した可能性があるとの声明を発表した。
ISAFが事実関係を調査中。
同州では4日、米軍の空挺(くうてい)部隊の隊員2人が消息を絶ち、ISAFが捜索を実施している。空爆はこの捜索に関係している可能性もある。捜索活動中に武装勢力と衝突、ISAFとアフガン軍兵士25人が負傷したとの情報もあった。
空挺部隊隊員2人は通常の「補給作戦」に従事中で、トルクメニスタンとの国境周辺を流れる川で姿を消したという。
バギドス州では武器や麻薬密輸活動が活発で、空挺部隊隊員は摘発作戦に従事していた可能性がある。同州では約2週間前、ヘリコプターが墜落、米軍兵士7人、米麻薬取締局(DEA)要員3人が死亡する事故もあった。視界不良が墜落の原因と断定された。