4日、米誌は「インドは中国に対抗するため、日本を味方に引き込もうとしている」と題した記事で、中印関係の緊張が高まるにつれ、インドでは日本を盟友とする見方が増えていると指摘した。写真は中国のチベットを流れるヤルンツァンポ川。

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インド、日本を味方にして中国に対抗する戦略―米誌
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2009年11月4日、米誌ワールド・ポリシー・ジャーナルは「インドは中国に対抗するため、日本を味方に引き込もうとしている」と題した記事を掲載した。6日付で環球時報が伝えた。

中国とインドの国境地帯、アルナーチャル・プラデーシュ州をめぐる紛争は両国に緊張をもたらす大きな要因となっており、インドでは近年、中国の軍事行動を警戒する声が高まっている。中印関係の緊張が高まるにつれ、インドでは日本を盟友とする見方が増えており、先月はナラヤナン国家安全保障顧問とチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が来日。同顧問は鳩山由紀夫首相と官邸で会談し、シン首相との早期の会談実現を呼び掛けた。

インド・マドラス基督教大学のLawrence Prabhakar副教授は、「日本はインドの核武装化を警戒しながらも、両国関係は緊密化の傾向を強めている」と指摘した。日本とインドは貿易パートナーとしての関係も深めており、昨年の貿易額は130億ドルに達している。インドのこうした動きについて、オークランド大学の楊健(ヤン・ジエン)氏は「中国に対する十分な牽制になる。中国は日本とインドに包囲されている感覚を覚えるはず」との見方を示した。(翻訳・編集/NN)
2009-11-08 09:58:09 配信

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