著者：甲斐谷忍

連載開始：2005年12号

全巻数：YJC第1巻〜第9巻

神崎直

“バカ正直の直”とあだ名をつけられるほど、人を疑うことを知らない純朴な女子大生。ある日、自宅に送りつけられた小包を開けてしまったことから、恐るべき騙し合い“ライアーゲーム”に巻きこまれてしまう……。

秋山深一

母親を自殺に追い込んだマルチ詐欺集団を逆に騙し、その組織を壊滅させた伝説の詐欺師。神崎直に助けを求められ、ライアーゲームに参加することとなった。明晰な頭脳と鋭い洞察力で、絶体絶命の直を何度も救う。

フクナガユウジ

誰よりも強欲で無慈悲なニューハーフ。2回戦・少数決で、賞金21億を独り占めしようと目論むが、秋山の前に敗北。その後も、持ち前のガメツさで、直たちを陥れようとするが……。

谷村光男

直がライアーゲームに巻きこまれた時に、まず相談をしに行った弁護士。だが、その正体は、直をゲームに引き入れるためのライアーゲーム事務局の手先だった!?

レロニラ

ライアーゲームのディーラー。その正体は全くの謎。レロニラの他にも、数名のディーラーがいる模様。

華麗なる大逆転!!

二択式の投票をして「少数派に入った方が生き残る」という少数決。策士・フクナガの暗躍により、完全敗北かと思われた終盤、それを凌駕する逆転劇を演じた秋山深一。ゲームの主導権を完全に掌握した、痺れるような瞬間！