2009年11月8日 10時37分更新
秋の田園風景を眺めながら、のんびりとローカル線の旅を楽しむ列車が、岡山県と鳥取県を結ぶJR因美線で運行されました。
「みまさかスローライフ列車」と名づけられたこの列車は、JR西日本や地元の観光協会が車窓からのんびりと秋の風景を眺める昔ながらの列車の旅を楽しんでもらおうと企画しました。
JR因美線には旧国鉄時代の急行列車を再現した2両編成のディーゼルカーがお目見えし、鉄道ファンなどおよそ230人を乗せて津山駅を出発しました。
途中の美作滝尾駅は、映画「男はつらいよ」にも登場した木造の駅舎で知られていて、地元の人たちが甘酒のサービスや特産品の販売などを行って乗客を歓迎しました。
乗客たちは「のんびりできて、地元の人たちの歓迎も嬉しいです」とか「きょうはゆったりとくつろいで楽しんでいます」と話していました。
「みまさかスローライフ列車」は8日も岡山県の津山駅と鳥取県の智頭駅の間を一往復します。