15日から全国一斉の「女性の人権ホットライン」強化週間が始まるのを前に、交際相手からの暴力「デートDV(ドメスティックバイオレンス)」を考えるワークショップとパネル展が7日、福岡市城南区の中村学園大の学園祭であった。
福岡人権擁護委員協議会と福岡法務局が主催。参加者はデートDVが疑われる行為を確認し、啓発ドラマの鑑賞や意見交換を通じて、デートDVの原因や問題点を探った。同協議会は「デートDVが人権侵害だと気付いていない人が多い。広く知ってもらい、何かあればためらわずに相談してほしい」と話している。
15-21日は電話=0570(070)810=で相談を受け付ける。
=2009/11/08付 西日本新聞朝刊=