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ブラジルの大停電、原因はサイバー攻撃 米CBS

  • 2009年11月07日 23:04 発信地:ワシントンD.C./米国
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大規模な停電に見舞われ、ランプをともしてしのぐブラジル南部サンパウロのコンゴーニャス(Congonhas)空港のセルフサービス・レストラン(2007年4月4日撮影)。(c)AFP/Mauricio LIMA

【11月7日 AFP】ブラジルで2005年と2007年に発生した大規模な停電は、サイバー攻撃が原因だったと、米テレビCBSが7日、明らかにした。

 8日に放映予定の報道番組「60ミニッツ(60 Minutes)」で、「ハッカー」による仕業だとして取り上げられるのは、2007年にブラジルのエスピリト・サント(Espirito Santo)州で発生し300万人以上が影響を受けた大停電と、2005年、同じくブラジルのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)州で起きたそれよりは小規模な停電。

「60ミニッツ」では米国に対するサイバー攻撃の脅威を取材する過程で、この事実を突き止めたという。同番組に出演したマイク・マコネル(Mike McConnell)前米国家情報長官は、同様の攻撃が米国にも起こりうるとの考えを明かした。また、米国の電力網がサイバー攻撃の侵入を受けた場合、そうした攻撃に対する備えは米国に整っていないという。

 今年初めに米国ではホワイトハウス、国務省、国防総省のウェブサイトがサイバー攻撃を受けたが、その際には北朝鮮かその支援者によるものだという憶測が流れた。(c)AFP
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