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【国際】

鳩山政権で初の不名誉「化石賞」 気候変動部会閉幕

2009年11月7日 夕刊

 【バルセロナ(スペイン北東部)=清水俊郎】京都議定書に続く国際的な地球温暖化対策を協議するバルセロナでの国連気候変動枠組み条約作業部会が六日、五日間の日程を終えて閉会した。

 環境保護団体が、温暖化対策の論議に後ろ向きな国に贈る「本日の化石賞」の最終日の受賞国には、日本とカナダ、欧州連合(EU)が選ばれた。

 同賞は、この条約の国際会議のたび日替わりで選出される。温暖化対策を看板の一つにしている鳩山政権に贈られるのは初めて。

 理由は、温室効果ガス25%削減という中期目標は評価できるものの、それ以外の姿勢は「(本日の化石賞)常連だった前政権と代わり映えしない」ためという。

 

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