「学生の本文は学ぶこと。制服は学校の象徴であり、本校の教育内容を見てほしいので、制服を変更することはありません」
と、酒井ひろし校長先生。一貫して黒のセーラー服をつらぬき続けるゆえんです。
襟の3本線は、建学の精神である「至誠努力の日本女性の教育」「道義に立つ教育」「生活即教育」の3つを表しています。
「セーラーカラーを導入したのは、船の上で、さわがしい潮風の中にあっても、襟を立てることで人の話が聞こえるように作られたデザインであるということ。集団生活の中でも、同じように喧噪の中で人の話を聞かなければならない場面がありますね。また、ジャンパースカートにしたのは、成長期だからこそ体を締めつけないデザインを、という配慮です」(酒井校長先生)
20余年前に導入されたジャケットは、日本伝統の千鳥格子柄です。
「日本人には日本人にあった美があります。たとえば防寒服を、セーターから千鳥格子のジャケット着用に変更したのも、きちんとした洋服の着方を学んでほしいからです。たとえ諸外国の方と交流する機会があっても、堂々とふるまえる着こなしを身に着けてほしいと願っています」(酒井校長先生)
(私立中学進学通信取材より)