地下鉄→アンダーグラウンド黒人多しって印象
最近寒さのため自転車で学校に行くのが億劫になり･･･定期購入。
バスとメトロを乗り継いで学校にいいく毎日、東京みたい。
でもこっちはもっとなんてゆーかプリミティブかな。改札の機械はまだ工事中だし定期券にマグネットなんぞ入ってないので、階段下りたところに立ってるおじさんとかに切符や定期を見せてメトロに乗る。
たまにちょっと清潔感に欠ける人が近づいてきて何か尋ねてくる。電車はまぁそうでもないけど、メトロはちょっと汚い。
アムステルダムの南西あたりは政府の試みでマンション建設が進み、一度住まいのユートピア的なものを試みたらしい。しかし地価の下落などが影響してたくさんの移民がそこに住むようになり、犯罪率が高まってしまったらしい。つまり試みは失敗したようだ。過去にミスターハイネケンか誰かが拉致られたのもこの辺らしい。
ヨーロッパのいくつかの国は特に極めて深刻な移民問題を抱えてる。特にドイツとオランダだと思う。ドイツはガストアルバイター以降のトルコ人移民、オランダも白人と黒人のほかにかなりの数のトルコ人と最近はモロッコ人が増えてるらしい。日本人が多く住む地区もある。行ったことないけど。チャイナタウンはもちろんここにも存在する。ただモロッコ人が特にオランダにおける犯罪率を上げている事実がある。
移民問題を抱える国は同時に差別問題も伴っていることがよくあると思うし、オランダも例外じゃない。一民族が大多数を占める国で育った私としては初めての経験だったけど、概して思うことは、人種ごとにコミュニティが形成されてる。私のいるところの近くにはトルコ人のコミュニティがあると聞いたし、黒人が多くすむエリアでもあるようだ。私もそういえば来てすぐに一人で公園散歩してて、そこで会った黒人とベンチに座って話したりしたな。何度かしかあったことないけどその後彼とかれの可愛い子供は元気かな？
とにかく移民問題って結構センシティブな話だと実感する。自分もいずれはヨーロッパにもっと長くいたいと思ってるからなおさらかもしれない。
トルコ系移民はパスポート持ってるしオランダ語が母国語。だけど白人じゃない。そういった理由で彼らは彼らのアイデンティティの中に複雑な葛藤があるようだ。
ことはいつも行き過ぎる。
ある時点で不足しているものも補おうとすればいつか溢れる。
人口は増え始めるのに若干の時間を要しても一度増え始めると拍車がかかる。
蓋を閉めたあともすぐに結果の見える問題ではないのでしばし増え続ける。
結局は移民じゃない国民の失業率の増加につながったり、差別的な結果を招いたり。
オランダ人は第一印象ほどオープンじゃない。歴史的な事情を孕んでいるって主張もある。
みぃんな、英語話せる。でもそれは外国人と仲良くしたいとかそういう理由じゃない。（日本人で英語話せる人は多かれ少なかれ他国出身の人・ものとのインタラクティブな関係を期待してのことだけどね。そうじゃないと別にやる理由あまり見つかんないし
オランダにおける外国語教育（英語・ドイツ語・フランス語が特に）は進んでんなぁって思うけど、陸続いてたらやっぱ、『自国語だけじゃやってらんない』感がハンパじゃない。）
これは私の印象だったんだけど、他にも同じ印象を受ける外国人は結構いるみたい。実際にオランダ人に言ってみたら『確かに』って言ってた。あと、でもそれは外国人に対してだけじゃなく人間関係がわりと『浅い』って言ってたな。
でもスリナム人はもっと楽観的とも言ってたな。
もちろん例外は世界中のどこにでもいるわけで。
まぁそんなことよりも、みんな本当タフ。
冬とかまっじ寒いのになんで自転車乗ってんの？吹く風が強くて寒くて痛くて、しばしば雨も混じっててそれでも自転車に乗るのか･･･。
こっち来て半年経つけど、『ちょっと病気で病院行って来た』とか日本では超ありがちな会話、聞いたこともないし。
店閉まるの早くてたまに困るけど、5時とか6時とかに起きて毎日八時から働いてたりするしね。
日本と違ってサービス悪いけど、私のような自己中な振る舞いが受け入れられる。
つまり周りのことにたいして構っちゃいないから楽。
何でも口に出す。思ったことは直球で。
そんなのが私にとっては魅力的かなって、今も変わらず思う。
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