韓国独自の海洋気象衛星、来年3月打ち上げへ

 教育科学技術部は6日、海洋気象衛星を来年3月末に打ち上げる、と発表した。同衛星は向こう7年間、高度3万6000キロの静止軌道上で、韓半島(朝鮮半島)周辺の海洋や気象の観測を24時間行う。同衛星は当初、今年末に打ち上げる予定だったが、衛星に搭載する海洋観測機器や、宇宙から地上へデータを送る機器に異常が見つかったため、打ち上げが延期されていた。

 衛星の打ち上げに成功すれば、韓国は独自の気象衛星を運用する、世界で7番目の国となる。現在、気象衛星の組み立ては完了しており、今月中にフランス・トゥールーズのEADSアストリウム社へ移され、最終的な性能試験を経て、来年3月に南米のフランス領ギアナにある宇宙センターから打ち上げられる予定。

チョ・ホジン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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