お疲れ長妻氏、「舛添大臣」と３度間違う

　長妻昭厚生労働相が６日、参院予算委の答弁で前任者の舛添要一参院議員から質問を受けた際、「舛添大臣にお答えします」と、肩書を３度も間違う場面があった。長妻氏は野党時代、当時厚労相だった舛添氏と、年金問題でたびたび対決。「舛添大臣」と呼び掛ける機会が多かったため、思わず言ってしまったとみられる。この日は政権交代後、初めて両者の対決となったが、３度目の「舛添大臣」が出たところで間違いを指摘された長妻厚労相は、「舛添委員」と苦笑いで訂正。舛添氏に「苦労されている。体を壊さないよう頑張って」と励まされた。「お疲れ大臣」といわれる長妻厚労相は「激励ありがとうございます」と応じていた。

　［2009年11月7日8時18分　紙面から］