ファイティングポーズを取る日沖=都内のホテル
「戦極〜第十一陣〜」(7日、両国国技館)
前日会見が6日、都内で開かれ、フェザー級王座挑戦者決定戦で小見川道大(33)と激突する日沖発(26)が、12・31有明コロシアム大会での挑戦に難色を示した。
大みそかは戦極がSRCと改称し、北京五輪柔道100キロ超級金メダリスト・石井慧がデビュー戦で吉田秀彦とぶつかる大舞台。団体側は複数のタイトル戦をもくろんでいるが、日沖は「大みそかはちょっと休みたいですね」とつれない。
王座についても「トーナメントのときはタイトルを取ることが一番の称号でしたが、今はそこまで執着はなくて。ベルトが欲しいというのはそれほど強くない」。相手が難敵・小見川だけに、大みそかへの余力は残らないと覚悟する日沖は「ここで勝つだけ」と、勝利への執念をあらわにした。
(2009年11月7日)