柔術の青帯を披露する新婚のケビン・ランデルマン。左手薬指には結婚指輪=都内のホテル
「戦極〜第十一陣〜」(7日、両国国技館)
スタニスラブ・ネドコフ(28)=ブルガリア=と激突する元UFC世界ヘビー級王者ケビン・ランデルマン(38)=米国=が5日、都内で会見。実に1年半ぶりの戦極復帰となるランデルマンはその間、結婚したこと、長年、所属したハンマーハウスからタップアウトに移籍したこと、柔術で青帯を取得したことを明かした。
ランデルマンは公私にわたるニュースを次々と発表した。まず「ハンマーハウスを離れた。これ以上は伸びないと感じたんだ」と告白。タップアウトではムエタイと柔術に励み、今月2日に白帯から青帯に昇格した。
「この帯には努力と時間のすべてが詰め込まれている。今のオレにはUFCのベルトより大切だ」と、感慨深げ。「柔術家たちは動きがしなやかで高貴で美しい。オレもテークダウンされても動ける自信がついた。まったく新しい自分を見せられる」と、モデルチェンジを宣言した。
また、5年半も交際していた同い年のエリザベスさんと4月25日に結婚したことを明かし「彼女のおかげで心の平和とバランスを取り戻し、一人前の男に進化した。この試合が終わったら、子作りを頑張る」とのろけまくり。当日は新妻がリングサイドで応援する予定で「いてくれるだけで力になる」と、勝利を贈ることを約束した。
(2009年11月5日)