事件後~ブログの経緯
動機は今さら法廷で探らなくても市長自身がよく承知しているはず、書き送りましたから。ここでも書いています。
何も法律の専門家の手を借りなくても、読めば一般人でもわかる。
2002年9月16日、事件が起こった。そのあと市長の尋常を逸した庁舎内、センターでのストーカー行為、実家への訪問。犯罪がらみの人事配置による、私が周囲から受けた攻撃。口外するなと、示談の電話を何度も酔ってかけてきたこと。
上司を使い、夜の飲み場所に呼び出そうとしたこと。
N氏が亡くなったので、告訴できないと読んでからの行動は一転して傲慢に転じたこと。
私が再婚して、弁護士に相談。示談額を提示、条件として、告訴しないこと、島を出ること、と明確に打って出たら、
八重山病院へ、カルテを提示するよう怒鳴り込んでいったこと。市長の妻もカルテ提示を県職員へ求め、誰が主治医か、名前を出せ、うちの人はここの院長だったんだ。できなかったらあんたたち、みんなクビにすると、騒いでなかなか帰らず、
私は外来で、メンタル相談中だった。先生が、カルテは鍵付きのところに入れた。鍵は僕が持ち歩いていると教えてくださった。
またもう一人の先生が、市長はドクターだった人とも思えない。医者の倫理をなめたらいかんよ。患者優先、それが崩されたら医者は医者でなくなる。絶対、渡さないから、ここはどこの国だと思ってるのか。自分の国のつもりかな。
数人で苛立って会話したのを覚えている。
市長の妻は、カルテ開示を拒否されて、怒りをそのまま介護長寿課に持ち込んだ。
私がセンター勤務というのがわからなかったのだろう。所属は介護長寿課だから、そこに向かったと思う。
上司を並び立たせて、今すぐ、サラを辞めさせろと詰め寄り、説教を初め、ここでもなかなか帰らない。
上司から電話をもらった。
あのクソばばあ、仕事場をなんと思っているのか。自分のだんなが起こした会社のつもりか? ここは市民の税金で動いている公的な場所だ。奥さんがあれで、だんながおまえ追い回して、役所が汚れていくな。
長年、働いてきて、これだけ嫌な気持ちになったのは初めてだ。おまえ、引継ぎもいいよ。いるほうが市の損失かもしれん。情けない。自分責めるなよ。誰でもあんなバカ騒ぎされたら死にたくもなるよ。こいつらのために死んだらバカらしいぞ。
怒りで声が震えている。並び立たされ説教されたのが不快だったのだと、部下も見ていたからよけいにプライドが耐えられなかったと思う。
市長妻の怒りは止まらず、サラの実家、老母のもとに。
二時間以上、母を怒鳴りつけて帰ったと。
母は寝込んでいた。
市長にお金を要求したの?
あることがあって示談書を出したと話すが、母には意味がわからない。
本当は警察に行くことなんだけど、市長が公開されると困るから示談金払うから誰にも相談するなと言っていた、と説明するが、愛人になれってね? と聞いてくる。
いいよ、お母さんは何もわからなくても、ごめんと謝った。
ここには住めんの? 家も造ったのに。お母さんはまた一人か?
と聞く。
私は子どもの育て方をどこの偉い方の奥さんかわからんけど、あんだけ怒鳴って、文句言われて、祭司してきたから神信仰に仕える仕事してきたから、聞くこともできたんだよ。ひとことも返さなかったよ。子育ての結果は自分が評価するものじゃない。
あの人の子育ても私が言うもんじゃない。だけど年上の人に向かってあれでは市長さんは、どんなにいい仕事をしても尻から破れて結果が逃げていくね。
二度と、応援はしないよ。あんたは実力で役所に入った。入れてやった恩を仇で返してと怒鳴られて、もう疲れた。あんたは市長の奥さんに役所入れてもらったのか?
新聞で募集していた調査員から入ったの、忘れたの?
そうね。
そのあと、病休に入った。
しばらくして、これで話をつけようとビハーラに呼ばれた。すぐに夫に電話をかけたが仕事中で取らない。留守電に場所と時間を入れる。
これですべて終わって退職できると、ビハーラに出向く。
Kと市長が地下の薄暗いところにテーブルを用意して待っている。
暗いので躊躇したが、すぐに夫が駆けつけてきた。
「大浜さん、妻は病気で休養中です。業務のことでしたら上司に出勤してから伝えてください。私の妻ですから、私用でしたら私を通してからしてください。失礼します」
夫が頭を下げて連れ帰った。
そのあと電話があり、告訴は困る。示談でと言う。途中で夫が取り、「直接の電話は困ります。これで体調が崩れるんです。あとは弁護士さんにお任せします」
弁護士まで持っていけば、口外と同じだから示談でとしきりにそれを申し出る。
復職してすぐに、センター窓口に市長妻が現れた。市議を伴っている。
「おまえは私が誰かわかるか。言ってみろ」
「市長夫人です」
「頭はまともなようだね。何故私がここに来たかわかるか」
外来者が横から割り込む。
センターの祭りだった。血圧を測ってくれないかと言うので、それをする。そのあとにすぐ非常勤務のスタッフに電話をする。それから夫へ電話をかける。
非常勤務のスタッフがカウンター傍の椅子で座り、私をガードする。
「おい、おまえはあっち行け」
スタッフは聞こえないふりをして書類に手を伸ばしている。
「おまえがmと手をつないで歩いているところを何度も見られてんだよ。わかるか、バカ」
mは私の夫である。体重が激やせして、筋力が落ち、仕事復帰まで私は夫の手を借りなければ歩けなかった。というより、夫婦が手をつないで歩いて何が悪い。
「島出て行け、ここはおまえなんかが住むとこじゃない。今すぐ出て行け。えらそうに、誰のおかげでそこに立っておられると思ってるのか」
そこに夫が駆けつけた。ぎょっとしてカウンターから下がり、市議と二人、帽子をかぶったままソファに座り睨みつけている。市議はだんだん下を向いて顔をあげきれない。
夫とスタッフ二人がそれに対応するためにしばらくそこにいる。
そのあと、私の兄が市長宅へ行き、土下座をし、母を連れて出、私に引越しを求めた。退職までもう少しで出費もかかると、娘、息子へ仕送り中、頼んだが、出て行け! で、母も私の顔を見ず、私達は一旦市街地に越し、退職して島を出た。
2004年7月、オオハマナガテル名で口座に50万円が振り込まれた。
示談、本人提示額、私の当時の収入に療養に必要とする年数をかけて、2000万円。
2009年8月、兄の土下座の意味がわかった。
その内容を市長に書き送り、
2009年10月15日、示談金、500万円で本件終了すると書き送った。
兄がでっちあげ事件で相当額を支払い、なおネットでダブルジョバティ、二度裁かれ続けていたからだ。
娘の嫁ぎ先への配慮もある。珍しい姓を担う息子への配慮もある。
名誉毀損はこのようなことに使えるのではないかと思う。
私は物書きなので、言葉でこれまでのことを書くと市長に示談書の内容と共に書き送った。
争って暮らしてきたわけでもない。
許可を得て書き始めた。示談を申し出、それを時効まで知らん顔し、書き始めたら真っ先に市長本人が脅してきた。ホットラインから。
さて、「名誉毀損」
私の名誉も散々毀損してくださった市長夫妻、パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、たくさん裁く言葉はあります。
ただ自分はクリスチャンですので、聖書の言う、裁くを説明します。
原語で、意味は、「神が導く」 です。
私はもちろん人を裁けません。
政治団体、宗教団体、思想団体の背後関係をいくら調べても何も出ません。
考えてもみてください。子どもが多く忙しい看護師の仕事をして、ご飯つくりと患者さんのケアで毎日、クタクタです。
今、何かがわかったら、今度は心臓発作です。これも神様の御こころです。
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八重山毎日新聞社の取材には答えた。他はまだ体調が不十分なので、控えた。
受けたのは、やはり地元への責任からだ。
いろいろ準備するのに時間が必要だった、とは言いたくないのですぐに応じた。
そのあと発作がきてもあなたのせいじゃないからと、途中から懐かしい島の言葉で冗談が出るくらい話ができた。
故郷への感謝と愛情が真摯に語ることに繋がった。
やはり、あの時の同僚にまず伝えたかった。女性数人に呼ばれて問われたことがあった。だが、当時は何も伝えられず、彼女達にも失礼をした。
心当たりのある方々へ、心からお詫びします。
皆さんが感じた不快感は間違ってはおらず、正義感ゆえのものです。当時、自分が生活のゆえに弱さゆえに全てを説明できず、申し訳なかったとずうと思ってきました。
仕事を通してせっかくいい関係が作れたはずの貴重な時を、もったいないと思います。私はケンカが苦手で、当時はよくへらへら笑っていたように映ったと思います。
男性のように職場ではいましたので、ぶつかればアウトという心境でした。
母子家庭の働く母親は、外では心意気はすでに男性同様、これは他の女性をそうではないと言う類のものではありません。
セクハラ、パワハラは、生活と直結するので、簡単なことではないと思います。
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コメント
初めまして、サラさん。
那覇市民のokiと申します。
恥ずかしながらこの事件を本日知りました。
そして、チャンネル桜の動画も拝見致しました。
私はサラさんを当然信じていますし応援します。
私の父が石垣島出身でその血が私にも流れております。石垣の従兄弟や友達もいます。とても他人事とは思えません。
この国はおかしい。
もはや日本のメディア、マスコミの正義はほとんど死んだと思っています。
沖縄のメディア、マスコミは言うに及ばず。
この国では報道の良心はチャンネル桜だけなのか?
沖縄在住の人権好きでフェミニストの反戦左翼連中は?
こういう時にこそ暴れてよ。市長が反軍反戦左翼だから口をつぐんでいるの?卑怯者共!
すみません。ついつい過激になってしまって。
サラさんの闘いは未来の石垣島民、いや沖縄県民のためでもあります。負けないで!味方は非力ながら私の周りにも大勢います。こんな女性一人も守れない邦なんて・・・。
サラさん体調にはくれぐれもお気をつけて無理はなさらないでください。
投稿: oki | 2009年11月 4日 (水) 23時15分
市長はこのブログのほかにも関連している
ブログの削除を求めていくみたいです。
しかし真実は消えません!
戦い抜きましょう!
投稿: のーり | 2009年11月 5日 (木) 00時31分
支持者です。
八重山毎日新聞読みました。
お疲れ様です。
しっかり頑張ってください。
長期政権下でそれが当たり前になっていて、普通に行った事かも解りませんが、
犯罪性こそないにしろ
筋の通らない、
権力を濫用した、
極めて不誠実な仕打ちを、
自分の家族、仕事、石垣島の為に純粋に頑張ってる一般市民に対して行った事を、知っています。
サラさんの事件、
石垣島の人はみんなそう思ってます。
解っています。
でも誰も
「王様は裸だっ!」
って指をさして叫べないのです。
ありがとうございます。
石垣島は良くなります。
投稿: ロージャ。美崎町生まれ18番街育ち20代男 | 2009年11月 5日 (木) 01時16分
記事、日記を読み、心を痛めている者のひとりです。
いま沖縄に蔓延する「反戦平和」「県外移設」に異論を挟むものは許さない、という風潮に、なぜ平和を追求する皆さんが忌み嫌うはずの言論統制を自らが行なうのか・・・それが不思議でなりません。
それ以上に、人の尊厳を踏みにじり、嘘に嘘を重ねて覆い隠そうとする意思に異様などす黒さを感じました。
自分の仲間だから守るのでしょうか?
守るべきものは他にあるでしょう。
人は神ではありません。
もともとが不完全なものでありますが、不完全ゆえ、その過ちに気づき、それを正すことで自らをより素晴らしいものへと変えていけるのに。
お恥ずかしながら、このニュースは私の友人からのメッセージで知ることが出来ました。
私もマスコミの端くれではありますが、このような人権蹂躙が平然と行なわれ、それを公職にあるものや報道機関が守ろうとするなんて・・・
まさにファッショでしょう、これは。
人の尊厳を踏み潰す行為を、そしてそれに加担する行為を私は認めません。
一刻も早く事実が解明されることを
そして少しでも早く体調が回復されることを心から願っております。
投稿: 南の島のtotoro | 2009年11月 5日 (木) 12時14分
この事件の事は出来るだけ多くの人に伝えてます。何かお手伝いできる事は無いでしょうか?出来る限りの
応援はさせていただきたいと思います。
投稿: 島人ぬ宝 | 2009年11月 5日 (木) 13時15分
私(人=肉)には何も出来ないけど、読む時間をつくります。既に退職したので、給料はありませんが、携帯電話料金が払いきれる分は読むことができます。語ってくださり有難うございます。では、失礼します。
私の、出来る限りの、お祈りをします。
投稿: senchiri-sct. | 2009年11月 5日 (木) 13時47分
応援しています。
夫の故郷であるこの島に嫁ぎ
子供たちをここで育ててゆこうと決心しているので
島のため、自分のため、子供たちのためにも
サラさんを応援します。
いろいろ費用がかかるのでしたら
わずかでしょうが、喜んでご支援いたします。
自分と、家族と、その故郷のためにです。
お知らせください。
投稿: かいがらむし | 2009年11月 5日 (木) 15時19分
ペンギン市長の記者会見に出ていた宮城弁護士は市長と同級生だそうですね!お仲間同士なんですね!
この島で生まれ、この島で育ち、いずれこの島の土になって行く者として憤りを感じます。
誇りを持ってこの島のことを自慢出来る為にも頑張りましょう!
サラさん、負けるな!
投稿: ラン | 2009年11月 5日 (木) 20時47分
石垣島には他にひどい会社がたくさんあります。
会社や社長に異論を唱えようなものなら、
仲の良かった同僚までもが翌日から敵になります。
全体でイジメにかかります。
結局、生活がかかっているから、
強いものに尻尾を振って生きるしかないんでしょう。
批判的な言動は会社の犬が主に報告します。
犬になるか、島を出るか。
こんなことはもうたくさん。
投稿: 冬眠している島民 | 2009年11月 5日 (木) 22時28分
大濱長照、恥を知れ!
投稿: 一二三 | 2009年11月 6日 (金) 02時54分
昨日も「桜」拝見しました。市長は告訴する?再度人を苦しめる行為を公職にある人が「自己犠牲」の片りんも見せずに「保身」だけの為に、弱者の人権を葬り去ろうと姑息な「告訴」許せません。
投稿: 古田 | 2009年11月 6日 (金) 10時15分
おはようございます。
ランさんへ、、、そうです、宮城弁護士とペンギン市長は八重山高校の同級生です。
以前、別件で 宮城弁護士に仕事を依頼したが、、、
残念ながら、、、、役に立ちませんでした。
だから、今でも、名前はよく覚えています。
今回も、おそらく、役に立たないでしょう。
サラさんスミマセン横道にそれて、、、でも、かえって、宮城弁護士だから、サラさんに勝ち目があると思います。
いつでも、応援、支援してますので、安心して、治療に専念して下さい。
投稿: 義挙人 | 2009年11月 6日 (金) 10時52分
がんばってください!
投稿: chage | 2009年11月 6日 (金) 13時43分
サラさん、こんばんは、
私もPCのサイトでこの事件のことを見つけました。
探してチャンネル桜の番組を拝見させていただきました。
ただただ驚いているばかりです。
私も上司に性的関係を要求されたことがあります。
サラさんの事件を伺って、他人事とは思えなくてコメントを残そうと思いました。
見てのとおり自分の思いを文章化するのが苦手なので、
陰ながら応援させていただきます。
投稿: まお大好き | 2009年11月 6日 (金) 20時10分