社会メニュー

ここから本文

社会社会のRSS

市橋容疑者いた!?通報相次ぎ大阪空港騒然 (2/2ページ)

2009.11.7 05:04
操作メニューをスキップして本文へ
市橋容疑者いた!?通報相次ぎ大阪空港騒然
市橋容疑者に似た男性が職務質問される騒ぎのあった大阪空港=大阪府豊中市【フォト】

 “事件”が起こったのは5日午後2時20分ごろ。空港職員から「市橋容疑者に似た男がチケットを買っていた」と大阪空港警備派出所に一報が入った。

 厳しい捜査網をかいくぐり、顔を整形してまで逃げ回る市橋容疑者。どこにいても、どこに飛んでもおかしくない。色めき立つ関係者。すぐに伊丹署員15人が空港にかけつけ、大阪府警からの応援部隊も加わった。

 捜査員が1時間以上、空港内を探し回り、同3時30分ごろ、よく似た人物を発見。現場は一時騒然となったが、職務質問された人物は「ナ、ナニッ!?」。所持していた免許証から別人と判明した。

 その後も、一般客から「指名手配の男がいた」という通報が複数あり、伊丹署によると、同一人物とみられるという。

 それほど、市橋容疑者に酷似していたのか。通報された男性(26)は身長約1メートル80でほぼ同じ体型。職務質問の現場にいた伊丹署の署員は「確かによく似ていた。間違ってもおかしくない」と話している。

 男性はその後、東北地方の空港に向かったため、伊丹署では「また騒ぎになったらまずい」として、現地の空港と警察に連絡を入れたという。

 その市橋容疑者について、千葉県警行徳署捜査本部は、先月に福岡市内から寄せられた目撃情報に関しても、市橋容疑者と断定していたことが6日、捜査関係者の話で分かった。

 先月24日、市橋容疑者は名古屋市内の医療機関を訪れ、鼻を高くする手術を受けていたが、福岡市内での目撃情報があったのは、この直前の先月中旬。名古屋市の場合と同様に医療機関で整形手術を行うために来院したが、手術はできなかったという。

 捜査本部は、福岡市の医療機関の関係者に、5日に公開された写真を見せるなどして確認作業を行ったところ、市橋容疑者であると断定した。

 今回、間違われた男性は大迷惑だったが、それだけ市橋容疑者に対する世間の関心が高まっている裏返し。一刻も早い身柄確保が望まれる。




Ads by Google

企画特集

注目サイト