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温暖化ガス「2050年に80%削減」 首相、目標上方修正に意欲

 鳩山由紀夫首相は6日の参院予算委員会で、日本の2050年までの温暖化ガス削減の長期目標について「できれば80%という方向に政府として動いていきたい」と述べた。民主党は8月の衆院選マニフェスト(政権公約)で「(1990年比で)50年までに60%超の削減」を明記したが、上方修正をめざす意向を示した。

 7月の主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)では、先進国全体が50年までに80%以上削減する長期目標で合意したが、国ごとの目標はあいまいだった。自民党政権下で、政府は60〜80%減の長期目標を掲げていた。首相は「(民主党は)60%を掲げたがまだ不十分との声がある」と説明した。

 首相は20年までの中期目標に関しては、90年比で25%減の目標を表明している。(01:56)