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婚活詐欺女、整形美人だった…大阪で手術 (2/2ページ)

2009.11.5 05:05
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 ブログで「美女」を想像させるような“美アゴ”は、どうやら、つくられたモノだったようだ。

 関係者によると、女は関西在住の30代の“セレブ主婦”による紹介で2008年春、大阪で整形手術を受けたという。

 美容整形を望んでいたた女のために、主婦は当時大阪で有名だった整形外科を紹介。主婦は「手術後に市内のカフェで会うと、あごを細く見せる『顎プロテーゼ』の手術を受けたと話していました。そのすぐ後に、スラリとなったあごの写真がブログに載ったので、とてもよく覚えています」と当時を振り返った。

 確かに、高校時代の写真などを見る限り、女は二重あごで、ふっくらした感じ。それが、手術でスッキリとなった。

 女は、“美アゴ”がよほど嬉しかったのか、08年6月、自身のブログに「最近のわたくし」というタイトルで顔の下半分の写真を公開し、「携帯電話のカメラで自分を撮るということも、面白いですね」などと感想をつづっていた。

 この主婦と女は2006年秋、主婦のブログを通じて知り合った。主婦の夫は医師で実家は代々続く名家。自宅では家政婦を雇うなど“リアル・セレブ主婦”。女は、主婦と自身のハンドルネームが似ていることや芸術に興味を持っているなど共通点がある、と書き、主婦の興味を引いた。

 女は、実家は北海道の名家でフェリス女子大を出た、とし「いまはピアノ講師とフードコーディネーターをしているが、実家から婿取りを強制されているため、医療従事者との出会いを求めて婚活中」などと“妄想身上話”を告白。主婦は自身と近い身上に親近感を覚え、互いのブログで紹介した食材やアイテムを実際に贈り合う仲になったという。

 その後も頻繁にやり取りが続いたが、今年9月から突然、音信不通に。そんなところに今回の報道が飛び出した。主婦は「(千葉・野田市の)男性が亡くなった日のブログには私の友人が紹介したグッズのことが平然と書かれていました。周囲の方々をだますために、私や友人が利用されたのだとしたら本当に残念でなりません」などと話している。




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