自衛隊の観艦式が25日、神奈川県の相模湾沖で行われ、護衛艦など艦艇計40隻、航空機31機が参加した。民主政権後初めての開催で、首相臨時代理の菅直人副総理が観閲官として乗艦した。
式には、海上自衛隊員ら約8000人、一般客ら約8000人が参加。3月に就役した海自の新型ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」からヘリが飛び、護衛艦「はたかぜ」「さわかぜ」が祝砲を打ち上げた。
護衛艦「くらま」に乗艦した菅副総理は訓示で「ソマリア沖での海上自衛隊の活動は内外から高い評価と感謝の言葉を頂いている。グローバル化が進展する中で自衛隊の活動の場は海外に広がっており、自衛隊が国際社会の平和と安定に貢献していくことを望む」と述べた。
海自によると、式の経費は弾薬代などで計約3億円。【樋岡徹也】
毎日新聞 2009年10月25日 18時59分(最終更新 10月25日 22時12分)
10月25日 | 観艦式:40隻31機参加 菅副総理が乗艦 |