三遊亭円楽さんの葬儀・告別式を終え、涙ぐむ三遊亭楽太郎=東京都渋谷区
肺がんのため10月29日に亡くなった落語家・三遊亭円楽さん(本名・吉河寛海=享年76)の葬儀・告別式が5日、都内の斎場で密葬として営まれた。円楽一門の三遊亭鳳楽(62)や春風亭昇太(49)ら落語家、近親者約150人が参列し、最後の別れを惜しんだ。
来年3月に6代目円楽襲名を控える三遊亭楽太郎(59)が出棺後に取材に応じ「『いい芸人になりましたね』と言われるのが一番の恩返しだと思います」と涙ぐみ「送る言葉は『ありがとうございました』しかないです」と師へ心から感謝の言葉をささげた。
4日の通夜に続き、この日の告別式も報道陣には非公開。21日に東京・丸の内の東京會舘で一門主催によるお別れの会が開かれる。