心臓の検査時にカテーテルの操作を誤って患者を死亡させたとして、千葉北署は5日、医療法人社団「有相会」最成病院(千葉市花見川区柏井町)に勤務する非常勤医師の女(30)と医師の男(50)を業務上過失致死容疑で書類送検した。
送検容疑は、08年12月3日、同区の男性会社員(当時50歳)の心臓血管カテーテル検査をした際、本来は心臓付近に到達させるカテーテルのガイドワイヤを誤って脳血管に進め、脳血管損傷によるくも膜下出血を引き起こし、同9日に死亡させたとしている。ともに容疑を認めているという。【神足俊輔】
毎日新聞 2009年11月6日 地方版