まず、ある方の記事にコメントした事で
ご迷惑をおかけしたようで、お詫びします。
誤解を恐れずに記事もコメントも書いておりましたが
書いた後、小生向け批判ならまだしも
親しい方をも中傷するコメントを書く方もいらっしゃるようなので
今後、一切のコメント自体を控えます。
事務所でフジテレビ特番の会議やら別件の原稿書きやらをしている。
先日、吉井宇希があるオーディションを受けたのだが
然る方からご紹介を受けたのもあり、
付き添って行った。
今まで、オーディションといえば「選ぶ側」だったので
「受ける側」という立場でオーディション会場に行くなど
想像もしなかった。
オーディションを受けに来た女優さん、俳優さんは
係の方に名前を告げ、着替えて順番を待つ…
どんな心境なのだろう…自信、意気込み、集中、不安、焦り…
まだ駆け出しで意気揚々の人、数々の場数を踏んで自信満々の方、
徐々に仕事が減って不安な人…
就職の面接とは全く雰囲気は違うわな…
このオーディションにマネージャーが付き添って来ている人はいなかった。
マネージャーが付き添うレベルなら、もう役が決まっている主役級か…
同じ事務所から数人でオーディションを受ける時は
マネージャーが付き添う事もあると吉井から聞いて
なるほどと思ったが…
誰も知り合いのいない待合室、オーディション会場にひとりで待つ…
みんな頑張っているんだよな。
精一杯の自分をアピールするために不安と戦うのだろう。
たった数十分のオーディション。
実力を発揮できた者、満足に出来なかった者、
先方が求めるキャラでなかった者…色々いるだろう。
いわゆる「売れっ子」がいる有名プロダクションでも
その他のタレントが平等に扱いを受けている訳ではない。
売り出してもなかなか芽が出ない者を
ずっと辛抱強く営業してくれる所はそんなに多くないだろう。
弱小プロダクションでも必死に営業してもらえるタレントはまだ幸せだ。
現在、タレント・俳優・女優、またそれを目指す人々の数、
いったいどれくらいなのだろう。
ほんの一握りのトップクラス。
そこに仲間入りできる才能のある人。
諦めていく人、自分を信じて続けていく人。
弊社は芸能プロダクションではなく番組制作会社なので
そこに所属した吉井宇希は特殊なケースである。
勿論、芸能プロダクション所属の方が有利な事も多いと思う。
弊社に所属した事がマイナスにならないよう
今後も吉井を全面的にバックアップするつもりだ。
オーディションに付き添った事、
今日、たまたま知った別の事で
色々と考えさせられた。
そして今、吉井を応援して下さっている皆様、
心から感謝しております。
今夜、BSジャパンにて
吉井宇希がナビゲーターを務めました
「全日本空手道選手権」の再放送でした。
ご覧になって下さった皆様、ありがとうございます。