出撃セヨ。 DOORS 冬の陣

2009-11-05 21:46:25 テーマ:ブログ

コムダビ+のナレ録りとMA。

少し直しがあったのでドタバタした。

DOORS2009の美術・技術打ち合わせ…

あと2週間…いよいよDOORSの収録が迫って来たか…

今年はエミー賞受賞もあり、春にオンエアがあったので

初めて年2回だ。


この冬のDOORS、今回は少しだけいつもの感じとは違う、

2005年の初回DOORSでやった「チーム戦」という方式を採用した。

2006年富士山の回から「お笑い芸人」のお祭り感で放送してきたが

年末の放送という事もあり、

ゲストも様々な方に出演して頂くべく鋭意努力中。

アトラクションも紆余曲折を経たが、マイナーチェンジも含め

新しいものを2つご覧頂くつもり。


さて、東京ビッグサイトにて15日からセット建て込みが始まる。

5日間の建て込みとセッティング、丸一日のカメラリハーサル、

丸2日の本番収録、セットの撤収にさらに2日。

予算縮小ではあるが、これだけの大掛かりなモノは

やはり手間と金がかかるのだ。


同じ視聴率なら「芸人歌合戦」とか「オモシロ映像祭り」をやった方が

コストパフォーマンスは断然良い。

当然の事ながら「金喰い虫」はヤリ玉に上がり…

DOORSの存続も今や「風前の灯」となっている。


ふと、これが最後かもしれんな…と思う事がある。


先日のフジテレビ特番の美術会議で「TBSのDOORS」が話題に挙がった時、

「あれは良くできたスゴイ番組だ」と某有名デザイナーから誉めて頂いたが

他局の方でも知っているTBSの「お家芸的象徴」。


ここ数カ月、毎週行われた「制作会議」「美術・技術会議」も

今週で終わった。

後は各セクションのチーフ全員が集まる来週の「総合打ち合わせ」を残すのみ。



いよいよ本番だ。



今日の美術・技術会議の終わりに

(このメンツでやる会議も最後になるかもな…)

と思ったが、言わなかった。


2005年秋、小生を、弊社を救ってくれた「DOORS」。

小生のDNA満載の愛着ある可愛い「子供」だ。

とんでもない「金喰い虫」だが(笑)



昨今の不景気の影響からこうした大型特番の存続は厳しい。


小生にできる事は

規模はどうあれ、その一回一回に命を注ぐ事…大げさだな(笑)



ただ…初回から命を削って作って来たという自負は、ある。



たかだかテレビ…


「命を削って」など意味があるのか?




小生は




あると信じている。


否、意味など無くていい。




世の中に「命を削って」作るテレビ番組が

少しくらい残っていなければ…

否、

残って欲しいと願っている。




初回からこの番組に携わっているのべ6000人を越えるスタッフさん。

鉄骨でできたDOORSに魂を吹き込むスタッフの皆さん。

大した儲けもないのに寝不足、寒さを厭わず

たかがゲーム番組を必死で拵えるスタッフの皆さん。



出撃しましょう。



「野郎ども…出番だ。」







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コムダビ+ 編集中

2009-11-04 19:44:52 テーマ:ブログ
赤坂にて

神憑り 神頼み-2009110419090000.jpg
コムダビ+の編集中。

今週のゲストはJJ等で活躍中のモデル尾形沙耶香ちゃんです。


アメブロにも吉井宇希との2ショット写メ載せてくれやした。


ありがとね~。




2009/11/03

2009-11-03 21:02:05 テーマ:ブログ
昨日は体調が悪く

更新をサボり…

コムダビ+のオフライン直しも途中のまま…

深夜帰宅してそのままダウン。

本日朝からのDOORSロケハンもキャンセルして

寝てました。

午後、やっと起きて…

途中だった編集をコーラルレッドでやらせてもらい
神憑り 神頼み-2009110300050000.jpg

小室社長にCG加工をやってもらってます。

神憑り 神頼み-2009110320270000.jpg


また小生がワガママを言い出したので…

神憑り 神頼み-2009110320270001.jpg


小室社長の作業は増えてます。


なんか…あまり伝わらない事だろうけど


感覚の問題でしかない事だけど…


手を抜きたくないのが


悪いクセだ。


そんなに見映えが変わらないなら


そこまでやる必要なし…


そうなんだろうな……


たかだか5分、正味2分30秒。


短いけど手間はかかる。


15秒CMの予算の100分の1、1000分の1、もっと少ない予算か…



予算に見合った仕事なんてやってもつまらん…


儲け度外視だと会社は儲からない。


なんだかな…。



これから深夜までDOORSの会議。



選ぶ側と選ばれる側。

2009-11-02 02:38:31 テーマ:ブログ

まず、ある方の記事にコメントした事で

ご迷惑をおかけしたようで、お詫びします。

誤解を恐れずに記事もコメントも書いておりましたが

書いた後、小生向け批判ならまだしも

親しい方をも中傷するコメントを書く方もいらっしゃるようなので

今後、一切のコメント自体を控えます。




事務所でフジテレビ特番の会議やら別件の原稿書きやらをしている。


先日、吉井宇希があるオーディションを受けたのだが

然る方からご紹介を受けたのもあり、

付き添って行った。


今まで、オーディションといえば「選ぶ側」だったので

「受ける側」という立場でオーディション会場に行くなど

想像もしなかった。


オーディションを受けに来た女優さん、俳優さんは

係の方に名前を告げ、着替えて順番を待つ…


どんな心境なのだろう…自信、意気込み、集中、不安、焦り…

まだ駆け出しで意気揚々の人、数々の場数を踏んで自信満々の方、

徐々に仕事が減って不安な人…


就職の面接とは全く雰囲気は違うわな…


このオーディションにマネージャーが付き添って来ている人はいなかった。


マネージャーが付き添うレベルなら、もう役が決まっている主役級か…


同じ事務所から数人でオーディションを受ける時は

マネージャーが付き添う事もあると吉井から聞いて

なるほどと思ったが…


誰も知り合いのいない待合室、オーディション会場にひとりで待つ…

みんな頑張っているんだよな。

精一杯の自分をアピールするために不安と戦うのだろう。

たった数十分のオーディション。

実力を発揮できた者、満足に出来なかった者、

先方が求めるキャラでなかった者…色々いるだろう。




いわゆる「売れっ子」がいる有名プロダクションでも

その他のタレントが平等に扱いを受けている訳ではない。

売り出してもなかなか芽が出ない者を

ずっと辛抱強く営業してくれる所はそんなに多くないだろう。


弱小プロダクションでも必死に営業してもらえるタレントはまだ幸せだ。


現在、タレント・俳優・女優、またそれを目指す人々の数、

いったいどれくらいなのだろう。


ほんの一握りのトップクラス。


そこに仲間入りできる才能のある人。


諦めていく人、自分を信じて続けていく人。


弊社は芸能プロダクションではなく番組制作会社なので

そこに所属した吉井宇希は特殊なケースである。


勿論、芸能プロダクション所属の方が有利な事も多いと思う。

弊社に所属した事がマイナスにならないよう

今後も吉井を全面的にバックアップするつもりだ。



オーディションに付き添った事、

今日、たまたま知った別の事で

色々と考えさせられた。


そして今、吉井を応援して下さっている皆様、

心から感謝しております。


今夜、BSジャパンにて

吉井宇希がナビゲーターを務めました

「全日本空手道選手権」の再放送でした。

ご覧になって下さった皆様、ありがとうございます。

















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