電車衝突のウソ通報で大阪・長堀橋駅が一時騒然
| ウソの通報で、一時騒然となった大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の長堀橋駅 |
5日午後1時ごろ、大阪市中央区の市営地下鉄・長堀鶴見緑地線の長堀橋駅で、「信号待ちの列車に後続車が追突し、多数のケガ人が出ている」と男から市消防局に通報があった。同消防局は通報を受け、すぐに災害指揮本部を設置。消防車両20台を出動させたが通報は虚偽だったことが判明。現場は一時騒然となった。
大勢の警官や報道陣が詰めかけた同駅の売店店員は「20人くらいの消防隊員がタンカを持ってホームへ向かっていくのでびっくり」と目を丸くした。また、近くにいた会社員も「すごいサイレンの音だった」と驚いていた。
共同通信社が同消防局に入った情報をもとに「電車同士が衝突し負傷者が出た」と配信、直後に虚偽とわかり配信を取り消す一幕もあった。
また、同日昼前には府警に「駅で人が刺された」などといういたずらの通報もあり、南署は同一人物の犯行とみている。
[ 2009年11月6日付 ]
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