岡山放送局

2009年11月5日 19時3分更新

建築会社元社長を業横で逮捕


自分が経営していた会社の預金36万円あまりを着服したとして岡山市の建築会社の元社長が業務上横領の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは岡山市北区の建築会社の元社長で倉敷市連島町鶴新田に住む棟石勝容疑者(47)です。

警察によりますと棟石元社長はおととし7月、自分が代表取締役を務めていた建築会社の口座から広島市の電化製品などを販売する会社の口座に36万6000円あまりを送金して着服したとして業務上横領の疑いがもたれています。

警察によりますと棟石元社長は平成18年9月ごろ顧客から預かったテレビの購入代金を使い込んでいて、今回、着服した金はこのときの代金を埋め合わせるために電化製品販売会社に向けて送金されたとみられています。

調べに対し、棟石元社長は「借りて後で返すつもりだった。横領とは思っていない」と供述し、容疑を否認しているということです。

また、この会社からはほかにも使途不明の金が見つかっているということで警察では余罪についても詳しく調べています。