すべての人はハゲである?
かなり昔の話ですが、恩師(たしか、日本で最難関大学の理学部卒でドクターを持っていたはず…)と何人かで議論をしたことがあります。
それは、すべての人はハゲであることを、数学的帰納法で証明する、というものです。![[ひらめき]](/contents/022/229/930.mime1)
では、どうやるかというと、![[ふらふら]](/contents/022/229/931.mime1)
もう一度よく考えてみると、ある人が「ハゲ」なのかという客観的な定義はありません。
これに対して、数学的帰納法は、0か1かの世界です。
結局、何が言いたいかというと、曖昧な基準と0か1か的な手法を、そのまま組み合わせると、ロクことにならないということです。
ハゲかどうか判定するには、数学的帰納法ではなく、官能検査のような、個人差があることが前提の手法と組み合わせるべきなのでしょう。![[決定]](/contents/022/229/932.mime1)
血液型でも、そんなことはいっぱありますので、要注意です。
例えば、母集団、有意差、関係がある…。
物事は、よく考えてから判断しましょう、ってすっかり常識的な結論に落ち着いてしまいましたが。
それは、すべての人はハゲであることを、数学的帰納法で証明する、というものです。
では、どうやるかというと、
1. ある人の髪の毛の本数をn本とします。この結論は明らかにおかしいのですが、なぜおかしいのか誰もわかりませんでした。
2. n=0のとき、その人はハゲである。
3. n=kのとき、その人はハゲであるとすると、n=k+1のときもハゲである。
4. 従って、すべての人はハゲである。
もう一度よく考えてみると、ある人が「ハゲ」なのかという客観的な定義はありません。
これに対して、数学的帰納法は、0か1かの世界です。
結局、何が言いたいかというと、曖昧な基準と0か1か的な手法を、そのまま組み合わせると、ロクことにならないということです。
ハゲかどうか判定するには、数学的帰納法ではなく、官能検査のような、個人差があることが前提の手法と組み合わせるべきなのでしょう。
血液型でも、そんなことはいっぱありますので、要注意です。
例えば、母集団、有意差、関係がある…。
物事は、よく考えてから判断しましょう、ってすっかり常識的な結論に落ち着いてしまいましたが。
2009-11-05 22:40
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