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虚偽記載:容疑で石川議員ら告発--小沢氏土地問題

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体による土地購入を巡り、政治資金収支報告書に虚偽記載があるとして、「世論を正す会」と名乗る団体が4日、当時の会計事務担当者だった同党の石川知裕衆院議員(36)ら3人を政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で東京地検に告発したと発表した。

 このほか告発されたのは、当時会計責任者だった小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)=別の同法違反の罪で起訴=ら。

 同会が配布した「告発事実の要旨」によると、小沢氏の資金管理団体「陸山会」は04年10月に不動産会社から東京都世田谷区の土地を約3億4000万円で購入したが、05年1月7日売買と不動産登記したうえ、04年分の収支報告書に記載せず05年分の報告書に虚偽記載したとしている。

 また土地購入の原資について「陸山会が保有する4億円の定期預金を担保に小沢氏が金融機関から借り入れた4億円を原資としているが、定期預金が突然発生しているのは不自然」と指摘している。

 石川議員や小沢氏の事務所は「責任者がいないので対応できない」などと話している。

毎日新聞 2009年11月4日 東京夕刊

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