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萌え寺? ブームに沸く東京・八王子市の「了法寺」 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:萌え〜
美少女キャラクターのイラストを商品やサービスなどに使う“萌えキャラ”ビジネスの経済効果は総額900億円ともいわれる。その萌えキャラがついに仏教の世界にまで。東京都八王子市の「了法寺」が、境内の案内看板や携帯サイトのイメージキャラに萌えキャラを起用したところ、連日20−30人のファンが全国から訪れているという。
了法寺は先月、同寺の案内看板などに、アキバオタクに人気の歌手兼漫画家、とろ美さんが描くキャラクターを採用した。これがネットの掲示板などを通じて一気に広まり、記念撮影目的のファンが連日訪れるようになった。とはいえ、場所柄ワイワイはしゃぎまわることもなく、一様に礼儀正しくお参りして引き上げるのだという。
寺院としては初めて萌えキャラの起用を決めた住職の中里勝孝さん(45)は、「市内の業者に『分かりやすい案内看板を』と発注したところ、提案されたのがこのキャラクター。当初は大いに迷いましたが、いまはお任せしてよかったと思っています」と話す。
「業者から、とろ美さんの同人誌を見せられたときは、ただただ驚きました。しかし、お寺は本来、常に開かれた場所です。こういう親しみやすさも良いのかなと思いました。結果的に、これまで法事や墓参り以外にお寺と無縁だった若者たちを引きつけ、お参りしてもらえるようにもなりました。本当にありがたいことです」
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