この事件の問題点
他社のような取引相手がFX業者となる相対取引ではなく、くりっく365の場合、取引所取引であるため、マーケットメーカー(MM)、くりっく365、くりっく365参加業者の3者がユーザーと市場の間に入っており、レート配信からロスカットまで何らかの形で関与したことが考えられる。
東京金融取引所
- 週末における対応なし(不作為)による市場混乱
- MMの提示した法外なレートをユーザーまでそのまま垂れ流した
言い分
「MMが出したレートだから正当なレートだ」
マーケットメイカーの提示価格の妥当性
関連法規、判例参照。
どこが提示したレートかは不明
どこが提示したレートかは不明
くりっく365取り扱い業者の対応に差あり
業者の対応を参照。
- 各社で異なる対応ができたのはロスカット判定を行う権限が委ねられていたため?
- 土日を挟んだが、その間に取次ぎの早い業者ではロスカット処理の取消しは不可能だったのか?
言い分
「くりっくが出したレートだから機械的に処理する」
→スター為替、イーバンク
→スター為替、イーバンク
「くりっくが出したレートとはいえ実勢と乖離するから週明けにロスカット判定は保留」
→岡三、豊、インヴァスト
→岡三、豊、インヴァスト
今回は前者の業者で取引していたユーザのみが被害にあった。
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