2009年11月5日 19時22分 更新:11月5日 19時31分
○ヤンキース(ア・リーグ)7-3フィリーズ(ナ・リーグ)●
自らの打撃で勝利を導いた松井秀は、充実感あふれる表情で優勝を振り返った。
--今の気持ちは。
「最高ですね。この日のために1年間頑張ってきたわけですから。何年もここにいたが、初めてここまで来られて最高。家族に一番感謝している」
--大活躍だった。
「どういうわけか、ワールドシリーズはいいプレーができた。本当にびっくり。(MVPは)夢みたい。今日までは予想もしてなかったわけだからびっくりですよね」
--苦しかったことは。
「ひざが痛いとか打てないとかそういうことはあったが、決して苦しくはないよね。やっぱりプレー、試合ができれば決して苦しくない」
--日本でも優勝した。
「違った喜びがある。今は本当に最高。それ以外ない。今まででもっとも大きな思い出になる」
--来季もヤンキースで連覇を目指したいか。
「そうなればいいと思う。僕はニューヨークが好きだし、ヤンキース、チームメートも好きだし、ファンが大好き。それだけです」
--本塁打は。
「感触はほぼ完ぺきだった。甘く入ってきた球をちゃんと打てた」
--ヤンキースで最後の試合だと思ったか。
「まったくない。とにかくきょうこの試合を勝つためにやった」
(共同)